バーバーエルソルⅣ

ランニングブログのつもりでしたが、脚の故障中なので今回はお仕事を記事にしてみます。

私は高知県の四万十市で理髪店を営んでいます。

美容院・理容店、の分類でいえば「シェービング（毛剃り）」のある理容店です。

（お客様側からすると、赤青白のクルクル回るサインポールがあり、メニューにシェービングがあるところが理容店です）

（※理容師と美容師はそれぞれに国家資格があり、似ていても違った職業なのです）

その昔、美容院はパーマ屋さんで理容店は散髪屋でした。

さらに、昭和くらいまでは美容院は女性客がメインで理容店は男性客がメインだったような気がします。

バブル以降のカリスマ美容師ブームで男性美容師の数も増え、多くのオシャレ男子が美容院に行くようになりました。

その頃から理容店いわゆる「床屋」は、オジサン達などの庶民派サロンという位置づけになったと思われます。

そんな中、昨今ではシェービングによる「美容と癒し」が再度脚光を浴び、

さらにバーバーならではのフェードという短い刈上げがブームとなり、理容店も少し元気を取り戻したような気がします。

バーバーエルソルはワンオーナーの理容店です。

今回「Ⅳ」なので、少しサイドメニューも紹介してみます。

シェービング後、ワンコインでのマッサージパックメニューも人気です。

フェイシャルマッサージで癒されてくださいね（笑）。

パックはお好みによって選べます。結局みなさん全部試して楽しんでますね。

グレイヘアブームで白髪は「染める」よりも「ぼかす」が増えつつあります。

ビフォア・アフターです。「魅せる白髪」ってやつですね。

簡単システムトリートメントメニュー。（※ロングは割増料金になります）

ケアプロを使って1万回のタッピングを施します。

ビフォア・アフターです。イオン吸着なので持続力は落ちますが、簡単にサラサラヘアは出来上がります。

この夏売れた商品のご紹介、除毛クリームです。

厚塗りで5分～10分、

あとは拭き取るだけ。

全くヒリヒリもありません。ウデ・スネ・ワキ・ムネ・VIO、気になるムダ毛を簡単除毛。（※永久脱毛ではありません）

面白いことに若い男子から売れました（コスメ男子とか言うしね）。これもメンズ向けの商品なのです。


さて、少しヘアギャラリーを・・・、

その前に、スキ鋏、これを使いこなします。それぞれに質感が違うので・・・

質感を細かく作り上げたシャギースタイル。

このショートモヒカンもスキ鋏が活躍します。

ショートのツーブロックですが、ウェットにした時の質感も大事です。

当サロンは庶民派サロンなのでご年配の方も多く来店します。


ご年配の接客はカット技術よりもトークがメインです（笑）。

当サロン最高齢、90代のご婦人です。シェービングまで楽しまれるオシャレな奥様、いつもお元気で頭が下がります。

ショートの女性に人気なのが前下がりボブ。

こちらのメンズは長さが重たくならないように工夫しました。

ツーブロックにはせずに上のつくりと下の刈上を分けてみました。

モヒカンですが、TOPだけにとどめてます。

スキンなフェードな刈上スタイルです。

ローフェードスキン。

スキンフェードですが前髪短めのクロップスタイルです。

学生達にもフェードブームが来ているようですが、学校によっては校則に違反する場合もあるようです。

かなり正統派なフェードスタイル。

夏は日焼けしているので刈上げの白さが際立っていい感じですね。

同じお客様でハイフェードとローフェードの違いを・・、こちらは割と高めな刈上。

こちらは低めのローフェード。雰囲気が全く変わりますね。どちらも好感持てます。

発色のいいイルミナカラーで染めると0㎜の派手さも軽減されます。

海外で総合格闘技に挑戦中な彼はベリーショートがよく似合います。

個人的にはこれからウルフがくるかな・・と思いながらの爬虫類っぽい創作ヘア。

最近はメンズもパーマヘアが多いですね。

ツイストスパイラルなパーマヘア。

ツイストパーマ。

これはお遊びの編込みヘア。刈上はスキンフェードです。

HIPHOPで活躍中の彼は巻き巻きのプードルパーマ。

来年はオープンから25周年を迎える当店、

修業時代からすると一体何万人の頭をカットしてきたことだろう・・。

最近は肘の痺れ（腱鞘炎からの）にも悩まされますが、お客様が足を運んでくるかぎり「癒しのサロン」であり続けようと思っています。