エルソル飛脚ブログ ~Run 4 Fun~

四万十川周辺をチョロチョロしている飛脚の記録です。

エルソル大阪物語■54■「お隣のコラージュ」

2018年01月29日 | エルソル大阪物語

■54■


【4月に入り】、
『コラージュ』はメンバー全員揃いました。

『吉福』店長(男)
甘いマスクで背も高い、2歳年下、カリスマ美容師。

『片岡』君、チーフ(既出)

『サンタ』さん、スタッフ(既出)

『山上』さん、スタッフ(女)
おとなしいグラマー女性、元銀行員、4歳年下。

『磯野』君、スタッフ(男)
痩せ型、クリクリくせ毛、サッカー得意、22歳。

『村木』さん、スタッフ(女)
ぶりっ子系のちっちゃな活発娘、22歳。

『川相』さん、新人(女)。

以上の「7人体制」らしいです。

早速店長の吉福君に挨拶に出向きました。
「仕事が出来る人」
少し喋るとすぐに判りました。

吉福店長は何といってもポジティブです。
社長に「スタッフ一人頭30万で・・」と言われているらしく、
すぐに連夜のミーティング、レッスンなどでスタッフをとりまとめていました。

それまでの片岡君達の「のんびりムード」が一変し、
「コラージュ」は「緊張感のあるお店」に変わっていきました。

上田「吉福君、コラージュはピリッとしていい感じやね」
  「ところで、前のお店からどれだけお客さん引き連れて来てんの?」

吉福「一応カルテは100人位持ってきましたけど・・」
  
上田「100人!?(くそ~、それ反則やん!)」

吉福「上田さんは?」

上田「・・・0人です。」

吉福「それってやりがいありますよね、」
  「だって、ヘアテックに来るお客さん、」
  「全部【上田さんのお客さん】って事でしょう」

上田「あらためて言われると何か新鮮やな~」

『吉福店長』と『片岡君』は同い歳です。
しかし「客層」は少し異なりました。
「吉福君」のお客さんはOLや上品なおばさんが多く、
「片岡君」のお客さんは学生・メンズが多い。

「吉福君」のCUTは基本がとてもしっかりしていて、
ラフなスタイルでも「安定感」が感じられました。

「片岡君」のCUTは「雰囲気づくり」が上手で、
「独創的」でした。

そこに加えて、仕事のできる「サンタさん」・「山上さん」もいて、
『コラージュ』はまるで美容師の「精鋭部隊」のようでした。

「美容室」が「オシャレ」を売っているのに対し、
「理容室」は「総合調髪」を売ります。

「総合調髪」とは、
カット、シェービング、シャンプー、マッサージ、ブロー。
その中に「癒し」「リラクゼーション」の要素もあります。

美容室と理容室、同じ「CUT屋さん」でも、
お店を出る時にお客さんが感じる事に違いがあります。

「美容室」を出たお客さんは、
「綺麗になった~、素敵になった~」となり、

「理容室」を出たお客さんは、
「サッパリした~、軽くなった~、スッキリ!」となります。

「ヘアテック」も基本的には「総合調髪」を売りにしますが、
「難波」という場所柄、お客さんに「オシャレ」も求められます。

「コラージュ」という洗練された技術をすぐ隣で、
すぐ間近で見られることはとても幸運でした。

『少しオシャレな匂いのする散髪屋』

「ヘアテック」が目指すところが決まりました。

「頑張らねば・・」

■54■


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