第19回四万十川ウルトラマラソン 奮闘記「１」

～第19回四万十川ウルトラマラソン～

今回5回目の出走でした。
結果はタイトルのとおり「完走記」ではなく「奮闘記」です。

「入賞」とかには全く無縁！！の「完走ギリギリランナー」が綴る奮闘記、
かなり私的で長くなるので小分けにします。
ではスタートします・・

「第19回四万十川ウルトラマラソン」

大会前日
中学生の息子達を連れて受付会場の安並体育館に向かう。
臨時駐車場の補助グラウンドは県外ナンバーの車が多い。

体育館内は土足で入れるように青いビニールシートが張られている。
お昼時でもあり、ランナー達の数もまだ少ない。


受付を済ませ、記念Tシャツをもらう。
四万十ウルトラの参加賞はこの記念Tシャツとインスタントラーメン２つのみ。

高額なエントリー代金の割には景品が残念だが、
毎回本番のレースの素晴らしさで十分に満足させてもらえる。

受付のすぐ隣のブースではシャツ・靴下・パワージェルなど
当日のレースに必要とされるものが所狭しと売られている。
当日の天気予報は雨、
透明のビニールポンチョを購入。

壁に張られた沢山の応援FAX。


テーブルの上に置かれた石は、
地元の中学生達が河原で拾ってきたものにペイントしたもの。
（お持ち帰り自由）



息子達は自分の描いた石が既にランナーの手に渡ったのかを確認している。

今回はこの可愛らしい石を頂きました。


仕事に戻る。

窓の外をランナーを乗せた大型バスが通り過ぎる。
街中がザワザワしはじめた・・、
ついに中村もウルトラモードに突入。

夕方、翌日の臨時休業の案内を窓に張り付ける。

外に出て空を見上げる。
どす黒い低い雲が辺り一面を覆っている。
日暮れがやけに早い。

レースの準備に取り掛かる。
シャツにゼッケン、シューズにはレーシングチップを装着。
カヌー館行きの袋に着替えなどを詰めたり、
パンフで関門タイムの確認をしたりする。

晩飯は豚のソテー。
過去4度、もう我が家では恒例の豚シリーズ。
（嫁がリクエストに応えてくれます）
ビタミンB1の注入。

風呂後、眠気を誘うために酎ハイを飲む。

3人の子供達に腕にメッセージを書いてもらう。
レース後半にコレが効く。


夜9時にはもう布団に横たわる。
睡眠不足は致命傷、・・・とは言っても毎回3時間程度しか寝付けない。

家の裏手のスナックからカラオケが音漏れして聴こえてくる。

「♪恋も2度目なら～・・」

（ん？あれは中森明菜か・・、ママが唄っとるな・・、上手いやん・・）

「♪悲しみにぃ出会うたびぃ～～」

（んん？今度は中村雅俊か・・、しかしオッサン下手くそやな～）

「センキューッ！！」

（エライご機嫌やんけ、オッサン）

何かメチャメチャ気になって無理に寝るのを諦める。

「セ～ンキュ～～ッ！」

くそ～・・。

急に雨音が屋根を伝う。
やはり天気が心配。
予報は雨のち曇りに変わった。
たいして降らないことを祈る。

カラオケが静かになった。

やっぱり無理にでも寝るか・・。