エルソル飛脚ブログ ~Run 4 Fun~

四万十川周辺をチョロチョロしている飛脚の記録です。

第19回四万十川ウルトラマラソン 奮闘記「2」

2013年11月03日 | 四万十川ウルトラマラソン~レポート

一体何時間寝られただろうか、
途中目が覚めてからはなかなか寝付けなかった。
毎度のことなんで気にはならない。

AM3時、動き出す。
朝食は餅・バナナ・ウィダー・梅干し、など。

洗顔後、脚にテーピング。
主に練習で痛めた右股関節を保護。

摩擦予防のためのワセリンを体中に塗る。
裸になって気付いたが今年は寒くない。
室温で20℃。
カーテンを開けたが、とりあえず雨は降っていない。

迎えに来た知り合いの車に乗せてもらい、
スタート地点である蕨岡に向かう。

スタート会場付近は既に渋滞気味。
手前で降ろしてもらって歩く。
オレンジ色の街灯に照らされたランナーが列をなす。

すぐ傍では松明の炎がメラメラと闘争本能を掻き立てる。
前方にはライトアップされたスタートゲートが浮かび上がる。


開会式会場は蕨岡中学校。
学校へ向かう細道の途中、小屋の鶏がバサバサと動き回る。
「コケーッ、コケーッ」
普段の静けさからするとパニックだったに違いない。

中学校校庭は多くの仮設トイレが設置されていて、
既にランナーの列が出来ている。

グラウンドは水が浮いていて、
足元を汚したくないランナー達が牛歩で荷物を預けに向かう。


開会式はまだ始まっていなかったが、
さっさと荷物を預けてスタート地点の車道に出る。

ストレッチ開始。
市長が何やら喋っているが、ここはストレッチに集中。

近くで恒例の一条太鼓がドンドコと鳴り始める。


開会式を終えたランナー達が続々とやってきて、
スタートゲートを埋め尽くす。


友人を見つけて一緒に並ぶ。
今年は早めに車道に出たせいで列の前方にいるのは間違いない。
「こんなに前の方で大丈夫かね~?」
「いや~これはヤバいかも・・」
そんな不安をよそに有名ランナーが紹介され始め、
そのたびに拍手が沸き起こる。

「スタート1分前!」
カウントダウンはあるのだろうか・・、
そんな事が頭に浮かぶ中、

「パンッ!!」

と、いきなりスタートした。
慌てて時計のボタンを押し、
「じゃあお互い頑張ろう!」と固い握手で検討を誓う。

スタートゲート付近はカメラのフラッシュが眩しい。
しばらくはバンザイポーズのまま走る。
(前回2年前は足元ケーブルに足を取られ派手に転んだ)


「いってらっしゃーい!」
沿道の声援が背中を押してくれる。

しばらくは松明が並ぶ。
勢いを増した炎がメラメラと立ち上がる。
その横にボランティアの友人の姿。
「おーい!行ってくるぞー!」
大きく手を振って元気いっぱいに出発する。

この松明班はこの後夕方のゴール地点に移動するらしい。
本当に頭が下がる。
やはり今回も出来るだけ「ありがとう」をちゃんと口にする決意をする。

松明が切れるとキャンドルが並ぶ。
暗闇の中、幻想的に揺れるキャンドルが足元を照らしてくれる。

今回で5度目の出走。
いつもスタート地点の雰囲気は最高。
四万十市民の「オモテナシ」の心意気がしっかりと伝わる。

キャンドルの列が切れると
灯りはボランティアスタッフの自家用車のライトに変わる。
一定の間隔で自家用車のライトが道を照らしてくれる。

その頃になるとランナーの列も縦長になり、
それぞれのランナーが自分のペースを確認し始める。

約1500人の一斉スタート。
周辺の民家ではランナー達の足音が「地響き」するらしい。

まだ暗闇だが、雨もなく水溜りも少ない。

少し体が重いが調子も悪くなさそう。
周辺のランナーと歩調を合わせ様子を伺う。

さあ頑張らなくては・・


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