エルソル飛脚ブログ ~Run 4 Fun~

四万十川周辺をチョロチョロしている飛脚の記録です。

口鴨川の炭焼き

2016年03月08日 | 野外学習

気温が高く、すっかり春めいてきました。

ジョギングで市街地から7kmの口鴨川を訪ねました。

興味があったのは「炭焼き」。

その昔、四万十川の山村では炭焼きが盛んでした。

燃料として使用されていた炭、時代の変化とともに姿を消しつつあるようです。

今回、趣味として現在も炭焼きをされているMさんに炭窯を見せていただきました。

炭窯です。


窯の中に原料となる木材を入れて表面を土で覆い、

窯の右側の穴から薪など着火して窯向こうの煙突に熱を逃がす。

炭づくりとは焼いて炭を作るのではなくて、長時間高温で加熱して水分を分解さて「炭化」させることのようです。

分解された水分は木酢液らしくて副産物ですね。

先日は韓国からの留学生をホームステイさせていたらしく、とても上手に説明してくれました。

原木


カシの木などは上質な備長炭などにもなるそうですが、
おじさん、何と裏山の木を適当に自分で切って炭焼きに使用しているのだそうです。

いや~スゴイ。

これは失敗作らしい。


上手く炭になっていないものは火をつけると炎が上がってしまうらしい・・

売れば一袋1000円~2000円程度。
おじさんは趣味なんで売ったりしません。


口鴨川近辺では昔話「炭焼き又二郎」という長者伝説もあります。

炭焼き発祥の地とも云われる鴨川地区。

自然豊かないいところでした。


民家の庭にほおずき。

これオフクロが好きだったな~

橋には昔のままの名称「中村市」(今は四万十市)。


沈下橋を渡っていつものジョギングコースに戻ります。


河川敷の菜の花の見頃はもう少し先でしょうか・・


結局32kmのラン。


タイムに拘らないジョギングはかなり楽しいです。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 突然の美しいキジ | トップ | ヤマガラとコゲラ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿