多嚢胞性卵巣症候群とは、排卵に失敗した卵胞が卵巣内に居座っている状態です。
居座った古い卵胞は中途半端にホルモンを分泌して新たな卵胞の生育を妨げるので、生理周期が乱れます。この状態が長引くと、次々と成長不良の小さな卵胞がたまっていき、その結果卵巣は肥大化し卵巣の膜(白膜)も肥厚してくるので、ますます排卵しづらくなり、無月経に陥ることもあります。
悪循環のもとを断つためには生活習慣の徹底改善が必須
食生活や生活時間の乱れ、それによる肥満、ストレス、心因性の問題などによって性腺軸が乱れによってホルモンバランスが乱れ(高アンドロゲン血症)、卵胞閉鎖を起こすといわれています。
甘いものを食べる習慣をなくし、規則正しい食事時間、腹八分目、バランスの良い食事内容、運動によって代謝を上げ骨盤内の血流を促す、など生活習慣を徹底改善して、デトックスを図り理想的な体重をキープすることです。
ストレスを強く感じている場合も排卵リズムが乱されてしまいます。気分転換の趣味や運動を見つけてみましょう。
漢方対策では主に理気活血、化痰燥湿対策を中心に行います(血流を促し無駄な脂肪の代謝を高め、骨盤内をデトックスして動きやすくする漢方対策) ぜひ漢方も利用してみてください。
今朝のウォーキング中の空。
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