漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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LDLコレステロールは女性ホルモンのもと

2011-11-04 | 子宝・妊娠体質つくり
太ってないのにダイエットしようとする意志の強さには感嘆するけど、
日ごろ生理不順や無月経や不妊の相談を受けているものとしては、
むやみに動物性の食べ物を避けるのは困ったものだと思っています。

そこでちょうどピッタリな記事があったので紹介します。

LDLコレステロール=悪玉ではない
(千葉県薬剤師国保組合10月報 定 真理子:栄養カウンセラー)

近い将来子供がほしいと考えている女性にとって、日頃の食生活は思っている以上に重要です。
タンパク質、炭水化物、脂質にビタミンとミネラルを加えた五大栄養素は、どれも体に必要なものです。特にタンパク質は、筋肉や皮膚、骨や血管、内臓にいたるまで、体のすべての細胞をつくり、新しい命の材料となる栄養素。
成人女性は、1日に体重1kgあたり最低1gは取りたいところです。たとえば体重50kgの人なら50g必要ということ。卵なら7~8個、牛肉(和牛サーロイン)なら400g以上に相当します。意識してとらなければ、足りない量だということがお分かりでしょう。

また、母になるために知っておきたいのが、女性ホルモンのもとになるLDLコレステロールのことです。とり過ぎると生活習慣病につながることから、”悪玉コレステロール”とも呼ばれますが、体内で女性ホルモンの分泌量をきちんと保つためには大切な脂質です。ダイエットのために、肉や卵をあまり食べない女性もいますが、偏ったその食生活は、将来、妊娠しにくい体を作ってしまう原因の一つです。

イイギリ(飯桐)の実
この葉っぱにおにぎりを包んだことからこの名前が付いたそう


漢方対策の現場でも、生理不順や無月経、不妊症の方の経過をみると
動物薬が含まれている漢方薬を処方すると生理周期がきれいになることが案外多い。
ふだんの食事の偏りを証明しているのかもしれませんね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コレステロール (ピロ)
2011-11-12 21:19:51
ご無沙汰です。
一年前からウエイトコントロールして10キロ程落としました。
結果、肝機能は三桁あって問題児だったのが全て正常範囲に入りました。
が、コレステロールだけはみ出ていますので気にしておりました。
たいして多くないので気にする事はないかしらん。

それから、前に認知症のパッチを貼る利用者の事をコメにかきました。
三段階目の大きさになっています。穏やかに過ごしておいでと思っていたら、この度とっても不穏になりました。何日か続いてしまったので薬の効果はないなぁ~と感じております。
前より言うことが激しいようです。
投薬よりも、生活環境を整えてあげる事の方が大切ですかねぇ~
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ピロ (やく)
2011-11-15 11:05:45
こんにちは。
50代になると女性のコレステロール値はどうしても高めになりますね。
なので正常値を目指すあげく体力を落とすほどダイエットするのは本末転倒。適当なところであきらめましょう。
肝機能が回復してよかったです。

認知症の本人は不安でいっぱいなのだろうと思います。静かに見守ることも必要かと・・・
言動があまりひどいようなら違うタイプの薬も発売されていますが、この辺りはドクターとよくご相談なさってください。
ご苦労様です。
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