漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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梨木香歩著・僕はそして僕たちはどう生きるか

2021-02-26 | 

この青臭い題名ゆえに、避け続けていた本です。

梨木さんらしい攻め方で、多感な十代に向けて、

戦争や経済社会などの人間の「群れ」に束縛されず、自分の意志を持とうと訴えています。

人は群れとして生きる生き物だけど、ゆるやかに迎えいれてくれる群れがほしい

しかし、

それは「個で生きられる」背景が備わっていなければ無理だと思う

豊かな自然を所有していて自給自足できるとか、どこからかうまい具合に支援をうけられるとか・・・

そんな余裕がなければ、いやでも「群れ」に隷属しなければ生きられない人のほうが多いと思う

それが、戦争の片棒を担ぐことになったりするのは、悲しいことだけど。

そんなことをまじめに考えてしまったところは、この本が良書といえるのでしょうね。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どんぐりうさぎさんへ (やく)
2021-02-27 08:26:11
どんぐりうさぎさんも梨木ファンでしたか!

梨木さんの本は手元にそろえるようにしていますが、これは、図書館で見つけたので読んでみました(笑)
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こんばんは★ (どんぐりうさぎ)
2021-02-26 20:22:11
梨木さんの本は かなり読んできましたが
この本はタイトルで私も避けてしまっていました。
拝読して 読んでみようかしら、と思いました(^o^)
返信する

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