腹痛を起こしやすいというご相談で、主に脾肺を補う漢方養生をコツコツ続けていた男性。
近頃ではすっかりお腹も丈夫になり、アレルギー体質で皮膚トラブルもあったのだがそれもなくなったという。
お腹と皮膚、内科と皮膚科につながりはないと思うかもしれないが、構造を見れば腸と皮膚は直接つながっており、腸の粘膜が丈夫になれば皮膚も丈夫になるのは当たり前。そんな当たり前を説いているのが中医学。
彼は、来局されると中医学の話も興味を持って聞いてくださり、それで思いついた生活養生も積極的に実行する。たとえば、夜の食べ過ぎを止めたり、肉食の量を減らしたり。
この頃は何かと「腸内細菌」が話題になり二言目にはヨーグルトがでてくるのだが、腸が弱い人の多くは牛乳系にも弱い。それに現代は概ね偏った食事の摂りすぎで腸に負担をかけっぱなしだ。
しかし弱った胃腸を完全に休ませる(絶食を続ける)ことはできないので、これを強化するのは、日々養生を積み重ねる必要がある。ぱっと飲んでぱっと良くなることはない部分だ。
腸に負荷をかけてる食生活を見直すことが最優先ですね。
やっと雨が上がって小鳥たちの食事タイム。あぜ道にぞろぞろ出てきて食事をするカシラダカたち。8羽写ってるかな?
公園にはツグミとアカハラ。雨で虫たちが出てくるのかもしれない。
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