続きです
(四)語選択 書き取り 4/10点
3. 思い慕うこと 【眷恋】 ×
直前期に四字熟語の 【牽攣乖隔(けんれんかいかく)】 の意味(心は互いに引かれ合いながら遠く隔たっていること)を復習していたのが禍い(?)して、【牽攣】 と誤答。正解の 【眷恋】 はまったく思い浮かびませんでした。
4. すぐれた才能 【驥足】 ×
違うと思いつつ 【炯眼】 と書き、終了直前にやっぱり違うなと思って 【蘊奥】 と修正しましたが、どっちも間違いでした。(泣)
5. 墓地のこと 【卵塔場】 ×
一旦 【煉獄】 と書き、正解は 「らんとうば」 だなと思い直したまでは良かったのですが、「とうば」 は 「卒塔婆」 のこととしか思えず、一生懸命 「らん」 は何だろうと考えて結局 「蘭塔婆」 と誤答。標準解答にはありませんが 【蘭塔場】 でも正解のようなので、結果だけ見ると惜しかったですね。
前回2点、今回4点。私にとって(四)は鬼門です。
(五)四字熟語 30/30点
ここは、前々回30点、前回28点、今回30点と、得点源になっています。【溌墨淋漓】 と 【禍棗災梨】 は「辞典」にも「四字熟語辞典」にも記載がありませんが、前者は消去法で 「りんり」 と分かりましたので確信を持って解答でき、後者は新星出版社の「頻出度順」と、しろねこさんのブログにあったのを自作問題集に転記してあったので、無事に正解でした。当ブログでも「【わざわい】族のあれこれ」の記事でご紹介していたので、「それを見たので正解できた!」なんていう方がいらっしゃったら嬉しいなぁ。
(六)熟字訓・当て字 10/10点
今回も無事、フルマークでした。手元にある 15-1 以降の過去問には、【月代(さかやき)】 【鼓豆虫(みずすまし)】 【鴨跖草(つゆくさ)】 【望潮(しおまねき)】 【障泥(あおり)】 がありません。すべて新出だとすると、(六)もかなり難しかったということでしょうか。
【望潮】 は 【望潮魚(いいだこ)】 と間違えた方がおられるかもしれませんね。以前、「ボクちゃん日記」 にコメントしましたが、この2つは、私は「並べて書くと揃う」で覚えています。
望潮しおまねき
望潮魚いいだこ
と綺麗に揃うところを、目で見て覚えました。この「目で覚える」という手法、私にとっては非常に有効な手段です。
(七)熟語の読み・一字訓読み 10/10点
ここも満点でした。【覓索(べきさく)】 は 【騎驢覓驢(きろべきろ)】 、【韜光(とうこう)】 は 【韜光晦迹(とうこうかいせき)】 を学習していれば大丈夫。7度目になりますが、四字熟語は大事です。
(八)対義語・類義語 14/20点
ここは今回ホントに難しかったですね。試験中、頭が真っ白になりました。3問間違えて14点でしたが、この難易度で7問正解は現時点の私としては良くできた方だと思います。
1. 【矍鑠】 ⇔ 【耄耄】 ○
知らない熟語でしたが、意味と消去法から何とか正解。
4. 【直諫】 ⇔ 【諂佞】 ×
これはお手上げでした。消去法で「てんねい」が残りはしたのですが、「いさめる」の対義が「おもねる」「へつらう」とは思い至らず。
5. 【曩祖】 ⇔ 【苗裔】 ○
これは 25-1 の語選択書き取りで出ましたね。そのときは 【苗裔】 という熟語を知らず、できませんでしたが、今回は無事正解。
8. 【寰宇】 ≒ 【輿地】 ×
【輿地】 は知らない熟語でしたが、ちゃんと「辞典」の見出しにありますね。勉強不足です。まったくわからなくてこちらを 【破天荒】 にしてしまいました。
10. 【曠古】 ≒ 【破天荒】 ×
【曠古】 を単に「昔」というような意味だと誤解していたこともあり、できず。過去問にある(24-2 で、【未曾有】≒【曠古】が出題されています)のに意味を正しく理解していないとは・・・
(九)故事・諺 16/20点
2. 関関たる ショキュウ は河の洲に在り。 【雎鳩】 ○
四字熟語 【関関雎鳩】 のもとの故事ですね。8度目になりますが、四字熟語は大事です。
3. テットウ 水を漏らさず。 【鉄桶】 ×
水を漏らさない「テットウ」とは何だろうと頭をひねりましたが何も出てこず。苦しまぎれに一度 「跌蕩」 と書きましたが、なんとこの 「跌蕩」 が次の文章題で読み問題になっており、こちらはこれでは不正解であることが確定。
4. ソウユ 且に迫らんとす。 【桑楡】 ×
まったくのお手上げ。
9. 尺蚓堤を穿てば能く イチユウ を漂わす。 【一邑】 ○
【尺蚓(せきいん)】 の方が狙われるのではないかと当たりをつけ、当ブログの 「模擬試験 第3回」 で出題した問題でしたが、問われたのは 【一邑】 の方でした。それでも正解できて良かったです。
10. 目、鏡を失えば則ち以て シュビ を正すこと無し。 【鬚眉】 ○
知らない問題でしたが、「鏡がないと正すことのできない シュビ とは何か?」 と思い巡らして捻り出しました。
自己採点通りなら、ここはこれまでで最高得点です。上出来。
(十)文章題 24/30点
4. インユ 【因由】 ×
知らない言葉。文脈から 【因由】 は浮かんだのですが、これでは 「インユウ」 のような気がして却下。惜しかった。
5. ガイク 【街衢】 ○
文脈から意味を読み取れれば、あとは 【四衢八街】 が想起できれば大丈夫。9度目になりますが、四字熟語は大事です。
7. ドンリ 【貪利】 ×
答をみたらナルホドですね。文脈から意味は正しく推定できていましたが、あてはまる漢字が出てこず。これもちと残念。
8. メンユ 【面諛】 ○
【讒諂面諛】 が想起できて正解。10度目になりますが、四字熟語は大事です。
9. キョウゲン 【郷原/郷愿】 ×
お手上げ。まったくわからず。
10. ケンカイ 【狷介】 ○
コ. 【跌蕩】 てっとう ○
前者は 【狷介固陋】 や 【狷介不羈】、 後者は 【跌蕩放言】 が浮かべばOK。11度目になりますが、四字熟語は大事です。
読みはその他も全部正解でした。オの 【軒楹】 は 「のきばしら」 かとも思いましたが、文中で ガイク(街衢)と対になっていたので音読みで書きました。「のきばしら」でも正解かもしれませんね。
以上です。今回は前回以上に全体が難しく、試験中余裕もなくて冷静さも失っていたのでいつも以上に自己採点と実際の得点の差異が発生するのが心配です。まあ終わったことを心配していても仕方がないですが、1級四字熟語を網羅していなかったら確実に不合格でした。今回は1級四字熟語の知識で正解できる問題が非常に多く、配点は50点を超えています。やはり四字熟語は合格のための武器になりますね。
年度の第2回と第3回は間隔が短く、26-3 まですでに100日を切っています。途中年末年始も入りますから、なおさらあっという間ですね。日々時間をみつけながら、マイペースでやって行きたいと思います。引き続きおつきあいください。
(四)語選択 書き取り 4/10点
3. 思い慕うこと 【眷恋】 ×
直前期に四字熟語の 【牽攣乖隔(けんれんかいかく)】 の意味(心は互いに引かれ合いながら遠く隔たっていること)を復習していたのが禍い(?)して、【牽攣】 と誤答。正解の 【眷恋】 はまったく思い浮かびませんでした。
4. すぐれた才能 【驥足】 ×
違うと思いつつ 【炯眼】 と書き、終了直前にやっぱり違うなと思って 【蘊奥】 と修正しましたが、どっちも間違いでした。(泣)
5. 墓地のこと 【卵塔場】 ×
一旦 【煉獄】 と書き、正解は 「らんとうば」 だなと思い直したまでは良かったのですが、「とうば」 は 「卒塔婆」 のこととしか思えず、一生懸命 「らん」 は何だろうと考えて結局 「蘭塔婆」 と誤答。標準解答にはありませんが 【蘭塔場】 でも正解のようなので、結果だけ見ると惜しかったですね。
前回2点、今回4点。私にとって(四)は鬼門です。
(五)四字熟語 30/30点
ここは、前々回30点、前回28点、今回30点と、得点源になっています。【溌墨淋漓】 と 【禍棗災梨】 は「辞典」にも「四字熟語辞典」にも記載がありませんが、前者は消去法で 「りんり」 と分かりましたので確信を持って解答でき、後者は新星出版社の「頻出度順」と、しろねこさんのブログにあったのを自作問題集に転記してあったので、無事に正解でした。当ブログでも「【わざわい】族のあれこれ」の記事でご紹介していたので、「それを見たので正解できた!」なんていう方がいらっしゃったら嬉しいなぁ。
(六)熟字訓・当て字 10/10点
今回も無事、フルマークでした。手元にある 15-1 以降の過去問には、【月代(さかやき)】 【鼓豆虫(みずすまし)】 【鴨跖草(つゆくさ)】 【望潮(しおまねき)】 【障泥(あおり)】 がありません。すべて新出だとすると、(六)もかなり難しかったということでしょうか。
【望潮】 は 【望潮魚(いいだこ)】 と間違えた方がおられるかもしれませんね。以前、「ボクちゃん日記」 にコメントしましたが、この2つは、私は「並べて書くと揃う」で覚えています。
望潮しおまねき
望潮魚いいだこ
と綺麗に揃うところを、目で見て覚えました。この「目で覚える」という手法、私にとっては非常に有効な手段です。
(七)熟語の読み・一字訓読み 10/10点
ここも満点でした。【覓索(べきさく)】 は 【騎驢覓驢(きろべきろ)】 、【韜光(とうこう)】 は 【韜光晦迹(とうこうかいせき)】 を学習していれば大丈夫。7度目になりますが、四字熟語は大事です。
(八)対義語・類義語 14/20点
ここは今回ホントに難しかったですね。試験中、頭が真っ白になりました。3問間違えて14点でしたが、この難易度で7問正解は現時点の私としては良くできた方だと思います。
1. 【矍鑠】 ⇔ 【耄耄】 ○
知らない熟語でしたが、意味と消去法から何とか正解。
4. 【直諫】 ⇔ 【諂佞】 ×
これはお手上げでした。消去法で「てんねい」が残りはしたのですが、「いさめる」の対義が「おもねる」「へつらう」とは思い至らず。
5. 【曩祖】 ⇔ 【苗裔】 ○
これは 25-1 の語選択書き取りで出ましたね。そのときは 【苗裔】 という熟語を知らず、できませんでしたが、今回は無事正解。
8. 【寰宇】 ≒ 【輿地】 ×
【輿地】 は知らない熟語でしたが、ちゃんと「辞典」の見出しにありますね。勉強不足です。まったくわからなくてこちらを 【破天荒】 にしてしまいました。
10. 【曠古】 ≒ 【破天荒】 ×
【曠古】 を単に「昔」というような意味だと誤解していたこともあり、できず。過去問にある(24-2 で、【未曾有】≒【曠古】が出題されています)のに意味を正しく理解していないとは・・・
(九)故事・諺 16/20点
2. 関関たる ショキュウ は河の洲に在り。 【雎鳩】 ○
四字熟語 【関関雎鳩】 のもとの故事ですね。8度目になりますが、四字熟語は大事です。
3. テットウ 水を漏らさず。 【鉄桶】 ×
水を漏らさない「テットウ」とは何だろうと頭をひねりましたが何も出てこず。苦しまぎれに一度 「跌蕩」 と書きましたが、なんとこの 「跌蕩」 が次の文章題で読み問題になっており、こちらはこれでは不正解であることが確定。
4. ソウユ 且に迫らんとす。 【桑楡】 ×
まったくのお手上げ。
9. 尺蚓堤を穿てば能く イチユウ を漂わす。 【一邑】 ○
【尺蚓(せきいん)】 の方が狙われるのではないかと当たりをつけ、当ブログの 「模擬試験 第3回」 で出題した問題でしたが、問われたのは 【一邑】 の方でした。それでも正解できて良かったです。
10. 目、鏡を失えば則ち以て シュビ を正すこと無し。 【鬚眉】 ○
知らない問題でしたが、「鏡がないと正すことのできない シュビ とは何か?」 と思い巡らして捻り出しました。
自己採点通りなら、ここはこれまでで最高得点です。上出来。
(十)文章題 24/30点
4. インユ 【因由】 ×
知らない言葉。文脈から 【因由】 は浮かんだのですが、これでは 「インユウ」 のような気がして却下。惜しかった。
5. ガイク 【街衢】 ○
文脈から意味を読み取れれば、あとは 【四衢八街】 が想起できれば大丈夫。9度目になりますが、四字熟語は大事です。
7. ドンリ 【貪利】 ×
答をみたらナルホドですね。文脈から意味は正しく推定できていましたが、あてはまる漢字が出てこず。これもちと残念。
8. メンユ 【面諛】 ○
【讒諂面諛】 が想起できて正解。10度目になりますが、四字熟語は大事です。
9. キョウゲン 【郷原/郷愿】 ×
お手上げ。まったくわからず。
10. ケンカイ 【狷介】 ○
コ. 【跌蕩】 てっとう ○
前者は 【狷介固陋】 や 【狷介不羈】、 後者は 【跌蕩放言】 が浮かべばOK。11度目になりますが、四字熟語は大事です。
読みはその他も全部正解でした。オの 【軒楹】 は 「のきばしら」 かとも思いましたが、文中で ガイク(街衢)と対になっていたので音読みで書きました。「のきばしら」でも正解かもしれませんね。
以上です。今回は前回以上に全体が難しく、試験中余裕もなくて冷静さも失っていたのでいつも以上に自己採点と実際の得点の差異が発生するのが心配です。まあ終わったことを心配していても仕方がないですが、1級四字熟語を網羅していなかったら確実に不合格でした。今回は1級四字熟語の知識で正解できる問題が非常に多く、配点は50点を超えています。やはり四字熟語は合格のための武器になりますね。
年度の第2回と第3回は間隔が短く、26-3 まですでに100日を切っています。途中年末年始も入りますから、なおさらあっという間ですね。日々時間をみつけながら、マイペースでやって行きたいと思います。引き続きおつきあいください。