ひとしれず きつるところに ときしもあれ つきのあかくも てりわたるかな
人しれず 来つるところに ときしもあれ 月のあかくも 照りわたるかな
人知れず来たところに、折しも月があかあかと照り渡っているよ。
下二句が 247 とよく似ていますが、歌全体のおもむきはまったく違いますね。わずか三十一文字のうち後半十四字が酷似しているにもかかわらずこれだけ表現の幅を持たせられるのが、和歌のすばらしいところですね。 ^^
ひとしれず きつるところに ときしもあれ つきのあかくも てりわたるかな
人しれず 来つるところに ときしもあれ 月のあかくも 照りわたるかな
人知れず来たところに、折しも月があかあかと照り渡っているよ。
下二句が 247 とよく似ていますが、歌全体のおもむきはまったく違いますね。わずか三十一文字のうち後半十四字が酷似しているにもかかわらずこれだけ表現の幅を持たせられるのが、和歌のすばらしいところですね。 ^^