あふことを つきひにそへて まつときは けふゆくすゑに なりねとぞおもふ
逢ふことを 月日にそへて 待つときは 今日行く末に なりねとぞ思ふ
逢うことを月日とともに待っているときは、今日すぐに、逢える日になれば良いのにと思う。
逢える日が早く来れば良いのにという、シンプルな思いをストレートに詠んだ歌ですね。この歌は拾遺和歌集(巻第十一「恋一」 第680番)に入集していて、そちらではよみ人知らずの歌とされていますが、そう考えるとすこし貫之らしくない歌のようにも思えます。
あふことを つきひにそへて まつときは けふゆくすゑに なりねとぞおもふ
逢ふことを 月日にそへて 待つときは 今日行く末に なりねとぞ思ふ
逢うことを月日とともに待っているときは、今日すぐに、逢える日になれば良いのにと思う。
逢える日が早く来れば良いのにという、シンプルな思いをストレートに詠んだ歌ですね。この歌は拾遺和歌集(巻第十一「恋一」 第680番)に入集していて、そちらではよみ人知らずの歌とされていますが、そう考えるとすこし貫之らしくない歌のようにも思えます。