流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

子規堂

2024-10-19 | 博物館・資料館等
愛媛県松山市末広町に「子規堂」があります。

子規堂は、俳人・正岡子規が17歳まで過ごした邸宅を模して建てられた木造平家建の文学資料館です。
伊予鉄道・松山市駅から徒歩約5分の位置にあります。


正岡子規(まさおか しき)氏は、慶応3年(1867年)9月17日、松山藩士・正岡隼太常尚の長男として生誕。
俳句、短歌、新体詩、小説、評論、随筆など多方面にわたる創作活動を行い、日本の近代文学に多大な影響を及ぼした明治を代表する文学者の一人です。


同館は正宗寺・住職の仏海禅師が、子規の業績を記念し、正岡子規の住居を境内に復元しました。


館内は、正岡子規が使用していた机や遺墨、遺品及び写真など展示されています。


同館前の広場には、現存する最古の客車が展示されています。


愛称名「坊っちゃん列車の客車」


夏目漱石(なつめ そうせき)は、明治末期から大正初期にかけて活躍した近代日本文学の文豪のうちの一人です。
代表作の一つとして、松山を舞台とした小説『坊っちゃん』があります。
正岡子規と夏目漱石は、漱石の下宿に同宿して過ごし、俳句会などを開くなど親交が非常に深かったことが知られています。


型式名称「伊予鉄道ハ1形客車」


ドイツから輸入された定員16名の半鋼製4輪客車です。


小説『坊っちゃん』に出てくる客車に乗車した件の一部です。


伊豫鉄道甲1形蒸気機関車が、客車をけん引していました。


開通当時の発着表と賃金表


小説の中で軽便鉄道時代の伊予鉄道が『マッチ箱のような汽車』として登場しています。


四国・松山の中学校に赴任する主人公・坊っちゃんが、同車両に乗車したことから『坊っちゃん列車』と呼ばれるようになったとのこと。


同館の見学を通じて、明治時代の一部ですが改めて知ることができました。

見聞を高める事が出来た文学資料館でした。
ありがとうございました。
感─☆*:;。(○`・∀´・)ゞ★*:;。─謝

この後は、松山市観光地へ移動します。・・・・・つづく(^_^v

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