流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

天竜浜名湖鉄道 転車台見学会

2010-03-29 | 鉄道
天竜浜名湖鉄道の「転車台見学会」に行ってきました。

見学会を実施している天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅に来ました。
駅前の桜が満開でした。


天竜浜名湖鉄道は旧国鉄特定地方交通線二俣線を前身とし、静岡県遠州地方の浜名湖北岸を走る鉄道路線「天竜浜名湖線」を運営している第三セクター企業です。
画像の駅構内には、TH3000型気動車が停車していました。


天竜二俣駅東側は天竜浜名湖鉄道の車両基地(機関区)が置かれ、夜間滞泊の基地として使われています。
現在でも、蒸気機関車時代の扇形庫と転車台がそのまま使われています。
運転区建物(休憩所・事務室・浴場)、扇形庫、転車台は国の登録有形文化財に登録されており、扇形庫、転車台は近代化産業遺産にも認定されています。


転車台は、後退運転では性能が限られている車両を載せて回転させて、車両の向きを進行方向に向けるために用いられるものです。
方向転換の必要がない電気機関車やディーゼル機関車などが増加するにつれ不要となり撤去されていますが、
この地では現役として運用されています。全国でもごく僅かとなっているようです。


実地に動いている転車台を見せて頂きました。

このように間近に見る機会を得たことに感激です。
ありがとうございました。
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