流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

UCCコーヒー博物館

2014-06-26 | 博物館・資料館等
神戸市中央区のポートアイランドに位置する「UCCコーヒー博物館」を見学しました。
同館は、ユーシーシー上島珈琲株式会社の企業博物館です。


同社は、神戸市中央区に本社を置くコーヒーを中心とした飲料・食品メーカーです。


日本で唯一、コーヒーのみをテーマにした博物館だそうです。


初めてコーヒーをこしたドゥ・ベロワ式ポット(19世紀中頃 フランス)
こして飲むドリップ式抽出器具の原型です。


ALL ABOUT COFFEE(初版本)(1922年 アメリカ)
タイトルとおり「コーヒーの全て」を網羅したバイブルとのこと。


世界初の缶コーヒー(1969年 日本)
現存する唯一の初代缶です。


伊万里とマイセン(17世紀中頃~18世紀初頭 日本、ドイツ)
初期のマイセンには、東洋を意識したデザインが多いそうです。


回転式焙煎機(19世紀中頃~後半 ヨーロッパ)
従来のフライパン式型に比べ、熱伝導効率が優れているとのこと。


「コーヒーの木」
春頃に白い花が咲き、冬頃に実が赤く熟します。


「テイスティングコーナー」
コーヒーの香りや味が比較するコーナーです。


月ごとのテーマに応じて数種類のコーヒーが試飲できます。


コーヒー豆を取り出す方法(精製)には、大きく分けて二つあるとのこと。
ナチュラル:コーヒーの実を天日で乾燥させて豆を取り出す方法(ピンク)
ウィッシュド:機械で豆を取り出し、水洗いして乾燥させる方法(ブルー)
当方、試飲しましたが、・・・・・・(-_-;)


エチオピアで発見されたコーヒーが世界の飲み物なるまでの壮大な歴史が紹介
されています。


ブラジルの広大な農園風景


1本の木から精製して焙煎すると、出来上がる豆は、わずか400グラムほど。
約40杯のコーヒーしか作れないとのこと。


コーヒー豆の麻袋


大型天秤


鑑定で使われる道具など


焙煎機


コーヒー鑑定作業を行う専門家を「クラシフィカドール」と呼ばれています。


焙煎機


ガス直火式球形焙煎機(1890年 フランス製)


各種様々な焙煎機


焙煎したコーヒー豆を専用のミルで挽いて粉にすることを「グラインド」といいます。


さまざまな抽出器具


コーヒーアーン


サイフォン


エスプレッソ


コーヒーカップコレクション


これらのコーヒーカップは、佐賀県で開催された焼き物祭典「世界炎の博覧会」
(1996年)に同社が出展協力した記念として、地元メーカーや窯元から寄贈
されたものだそうです。

コーヒーの歴史や文化をはじめ、コーヒーの持つ魅力などが紹介されていました。
奥深いものを知ることができた博物館でした。
この後は、同社を紹介するコーナーへと移動します。つづく・・・・(^_^)
コメント
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