予期せぬ劇症肝炎、そして生体肝移植からの壮絶脱出劇!
がんばれ!肝臓くん。。
臓器移植ということ
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最近、猛烈な仕事の忙しさと、毎晩、ペイントでお絵かきしていたので、
すっかり更新をサボってしまいました。
ということで、まりもっこり!
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先週金曜日(9日)は定期検診の日。
おまけに午前中、泌尿器科の診察もあったものだから大変だった。
結果は良好。
再発防止薬のヘブスブリンを中止して2ヶ月弱経つので、少し心配だったが、
肝臓の血液検査の結果も前回より良くて安心した。
GOT=33
GPT=33
γ-GTP=62
T-ビリルビン=0.9
アンモニア=45
どれも標準値に入ってきた。
CTの写真も見せてくれたが、昨年6月の時点よりかなり大きくなっていた。
移植手術以降、ずっと不安定な状態が続き、一生このままかな、などと
考えたりもしていたので、こうして仕事ができている状態が夢のようだ。
この日は採血の時、同じ病室だったKさんと再会。
Kさんも移植経験者で、自分より4ヶ月後に手術しているにもかかわらず、
すっかり元気だ。
ただ、現状では2週間おきに通院しなければならず、長期地方出張のある
前職を辞めたとの事。
やはり大きな病気。その人の人生を変えるだけでなく、家族や周囲の生活
にも多大な影響を与えることを、あらためて知らされた。
そして第一外科の診察の後、これもまた以前同室で、現在入院中のSさん
のお見舞いに。
Sさんもこれまで2度の手術を経験。
今は抗癌治療で入院中だ。
移植の道を探りつつ、ドナーの問題、金銭面の問題、いろんな問題を抱え
ながら前向きに明るく生きている。
いつも元気をもらっている。
自分のように移植によって助けられた者にとって、想像もできないような
思いを抱いているだろう。
そいえば移植手術前、移植手術を受け入れられず、悩んでいる時、
移植コーティネーターの方に 「移植を受けられる、ということだけで
幸せなのよ」 と言われたことがある。
その時は「他人事だと思って、簡単に言えるんだ」などと不謹慎にも考えて
いたが、今にして思えば、臓器提供を待ち望んでいる人達がたくさんいる
現状を考えれば、本当に幸せなことだったのだ、と思う。
最近いつも考えることがある。
いったい、この病気は何だったのか、と。
別世界だった(はずの)臓器移植なんていうものが、ほんの1年ちょっと前、
何で自分の身に起こってしまったのか、と。
この思考錯誤は一生続く・・・・・・。
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