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移植の秋~千葉ロッテマリーンズ

発熱の中、パ・リーグ、クライマックスシリーズのTV中継を見ていた。

車でR36を直進、15分も走ると札幌ドームに着くというのに、TV観戦。

日本シリーズもそうだが、チケットを取るのは至難の技、昔の年1回のジャ
イアンツ戦のように、すっかりプラチナチケットになってしまった。


当然の事ながら、ファイターズの劇勝(劇症ではありません)には興奮し、
大喜びしたわけだが、同じくらい感動したのが、相手マリーンズのこと。


正々堂々とした闘い振りはもちろん、勝って驕らず負けても悔いず、という
スポーツの元祖を見る思いがした。

それが最終戦後の両チーム選手の間での健闘を称え合う姿に凝縮されていた
と思う。

(Dの優勝が決まった直後、さっさといなくなってしまったGとは大違い)


そしてさらに素晴しいのがマリーンズファン。
マリーンズファンといえば、ファイターズがマリンスタジアムでリーグ優勝
を決めた時、残ってファイターズの優勝を称えてくれたという。

CSの試合でもやはりエールの交換は行われていた。




千葉といえば、学生時代4年間を過ごした、第ニの故郷ともいうべき場所。

なにかと縁が深いのか、一昨年の移植の年の優勝がマリーンズ。
そしてそれはちょうど移植後のこの時期、肝性脳症で苦しんでいた頃だ。


ほとんどが、幻覚とも現実とも区別がつかない中で、このマリーンズの優勝
ははっきり覚えている。

でもそれは、なぜか立体グラウンドで野球をしていたり、グラウンドが二面
に分かれていたり、あり得ない場所でレフトフライをキャッチしていたり、
とても不思議な光景だった。

でも優勝したのがマリーンズだというのは理解できていた。



こんな事、忘れていたのに、先日の試合を見ていて記憶がよみがえってきた。


♪秋が来~れば 思い出す~♪


やっぱり10月は自分にとって特別な時期。


秋っていいですね~(でも北海道はもう冬なのかな!?)
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