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リスクと不安解消法

常に何かのリスクを抱えながら、でもどうする事もできないまま日常を過ご
している、漠然とした不安と闘いながら。

病人に限らず世の中の多くの人が、こんな感じで生きているのではないでし
ょうか。

少なくとも自分は、病気になってからは勿論、それどころかずっと以前から
不安の充満した毎日だった。


それは、独立して生活保障が無くなってしまった事であったり、子供が成長
期に入ってきた事であったり、同居する両親の事であったり・・・



病気になってからは、それらの不安感は一段と強まり、回復してきた喜びな
ど打ち消すくらいのこともあったりする。



そんな中、先日、ある文章を読んでいて、ほんの少しだけ気持ちを強く持て
る話しがあった。



それは、「起業」とそれに伴う「リスク」の話し。

当然ながら、起業だけではなく、様々な事柄にそっくり当てはまる内容だ。


極々簡単に言うと、



【 起業し売り上げがあがらない→不安に襲われる。

 不安に襲われる→いつもの発想ができにくくなる。

 →右脳は活動を停止し、攻撃ホルモンが脳内に行き渡る。

 →頭が冴えないと、体にも影響を与える
 
 →気の流れは変わり、ひどい不安は頭痛を起こし、良い発想はできない。

 →自信を失い、人に会うのがためらわれる。

 →自分に無力感を感じ、うまくいくのかさえも疑問に感じる。 】



これはまさに、ネガティブ思考の極めでありながら、誰もが経験すること
ではないでしょうか。

そしてマイナス思考になっていくと、それを認識しつつも中々抜け出せな
くなってしまう。



ではその不安をどう解決していくかについて、



【 不安の神様は、不安を持っている人を狙い撃ちにしようとする、

 (起業に限らず体験上皆さんが確信しているのではないでしょうか。)

 不安にしても、スキルにしても、自分の弱いところがなぜか狙い撃ちさ
 れる。

 同様に、不安を持つと、不安がなくなるまで世界はあなたをつつく。

 しかし人間、どん底と向き合えたことが、転機になったと言える場合が
 ある。

 どん底状態にたどり着いた人を、不安の神様はつつかない。

 ならば、思い切って、不安や恐れと早いうちに向き合って、決着をつけ
 ておいた方がよい。

 不安は逃げると追いかけて来る。

 不安に包まれた状態では潜在力が最大化されない。

 逆に不安をうまく処理すると、自分の潜在力を最大限に活かすことがで
 きる。 】

    <【 】内、礒一明さんの文章を抜粋させて頂きました>




「ネガティブよりポジティブ」

「いつも前向きに」

「終わった事は後悔しない」


などという言葉は良く耳にする。

でも簡単に実行できることではないですよね。

実際、そう思ってた。


でも自分の人生を振り返ってみて、勢いのあった頃と、そうではない頃の
精神構造が明らかに違っていたような気がして、この話しを読んで、改め
て「気持ちの持ち様」って大事なんだと気付かされた。
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