予期せぬ劇症肝炎、そして生体肝移植からの壮絶脱出劇!
がんばれ!肝臓くん。。
B型肝炎集団提訴
B型肝炎訴訟弁護団が、三月二十八日の札幌地裁を皮切りに、全国十一地裁
で国への損害賠償請求訴訟を起こすことを決めた。最終的な原告数は千人を
超えるという。 →北海道新聞
対象は乳幼児期の法定集団予防接種で注射器を使い回しされ、B型肝炎ウ
イルスに感染した患者で、
・母子感染ではない
・母子手帳で予防接種が確認できる
などの条件を満たしていなければならない。
自分がこの条件を満たすかどうか、これは移植前から医師達に何度も聞かれ
た事だ。
それは、この提訴とはまったく関係ないことで、それよりも治療法に関わる
重大なことだった。
もし母子感染でなく、後発的に何かに感染したのであれば、自分の肝臓を少
しでも残すことができ、後々の治療にも有利に働く。
結局、母子感染を確認する事はせず、特にその他の感染の原因も考えられな
かった為、全摘出になった。
当時は、まるで犯人探しをするような感覚があり、ましてや母子感染を証明
されることが許せないという精神状態であった為、先生方にはきっと奇異に
思われていただろう。
全摘出となってしまい、その分、ドナーの姉には負担を掛けてしまうことに
なり、しかもこの為だけではないにしろ、移植一年後に再手術に至ってしま
うことになったが、それはそれで良かったと、当時は思っていた。
今、移植から2年経ち、取りあえず生きている。
そしてこの訴訟のニュースを見聞きする度、自分の感染原因が何だったのか、
気になり出している。
もしかしたら、これを機会に原因を尽き止めた方が良いのではと考えたりも
する。
でもやはり今更なのだろうか。
もし、母子感染が証明されてしまったなら・・・。
それが何になるというのだろうか・・・。
・・・・・・・・・・・・
《道内の原告数は五十人前後の見込み。札幌以外の提訴先は東京、大阪、
福岡などの各地裁で、四月以降に順次提訴する。
B型肝炎をめぐっては、札幌市の患者五人が二○○六年六月、最高裁
で勝訴。最高裁判決後、患者と弁護団は、厚生労働省にB型肝炎ウイ
ルス感染者の全面救済を求めたが、同省は拒否。交渉が昨年一月に中
断したため、弁護団は大規模提訴に向け準備を進めていた。 》
(北海道新聞より)
で国への損害賠償請求訴訟を起こすことを決めた。最終的な原告数は千人を
超えるという。 →北海道新聞
対象は乳幼児期の法定集団予防接種で注射器を使い回しされ、B型肝炎ウ
イルスに感染した患者で、
・母子感染ではない
・母子手帳で予防接種が確認できる
などの条件を満たしていなければならない。
自分がこの条件を満たすかどうか、これは移植前から医師達に何度も聞かれ
た事だ。
それは、この提訴とはまったく関係ないことで、それよりも治療法に関わる
重大なことだった。
もし母子感染でなく、後発的に何かに感染したのであれば、自分の肝臓を少
しでも残すことができ、後々の治療にも有利に働く。
結局、母子感染を確認する事はせず、特にその他の感染の原因も考えられな
かった為、全摘出になった。
当時は、まるで犯人探しをするような感覚があり、ましてや母子感染を証明
されることが許せないという精神状態であった為、先生方にはきっと奇異に
思われていただろう。
全摘出となってしまい、その分、ドナーの姉には負担を掛けてしまうことに
なり、しかもこの為だけではないにしろ、移植一年後に再手術に至ってしま
うことになったが、それはそれで良かったと、当時は思っていた。
今、移植から2年経ち、取りあえず生きている。
そしてこの訴訟のニュースを見聞きする度、自分の感染原因が何だったのか、
気になり出している。
もしかしたら、これを機会に原因を尽き止めた方が良いのではと考えたりも
する。
でもやはり今更なのだろうか。
もし、母子感染が証明されてしまったなら・・・。
それが何になるというのだろうか・・・。
・・・・・・・・・・・・
《道内の原告数は五十人前後の見込み。札幌以外の提訴先は東京、大阪、
福岡などの各地裁で、四月以降に順次提訴する。
B型肝炎をめぐっては、札幌市の患者五人が二○○六年六月、最高裁
で勝訴。最高裁判決後、患者と弁護団は、厚生労働省にB型肝炎ウイ
ルス感染者の全面救済を求めたが、同省は拒否。交渉が昨年一月に中
断したため、弁護団は大規模提訴に向け準備を進めていた。 》
(北海道新聞より)
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