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『ロス:タイム:ライフ』

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「人生において無駄に過ごしてしまった時間の累計=“ロスタイムライフ”
もしも、死の直前にその命の貯金を使えるとしたら…
あなたは何をしますか?」



一瞬ドキッとするようなテーマの土曜夜のTVドラマが面白い。



今ではすっかりTVの連続ドラマを見なくなってしまったが、唯一土曜夜
のこの時間帯のものには興味がある。

「ロス:タイム:ライフ」の前は「SP」だったし、以前は「ライアーゲーム」
が面白かった。



自分の人生に明確な期限が与えられたら、自分は何をするだろう、昔から
ずっと考えていた。

たぶん自分を見失い、何もできずに時間が過ぎ去っていく、と思っていた。

この病気になるまでは。


このドラマもそうだが、死を宣告されて冷静でいられるものか、そんなこ
とはあり得ない、死を目前に達観などできるはずがない、ずっとそう思っ
ていた。

だからドラマはあくまでドラマだけの世界、そう思っていた。

この病気になるまでは。



余命宣告されたわけではなかったが、「死」に限りなく近づいたことで
少しだけ見えてきたものはある。

「達観」とまではいかないが、いい意味での「開き直る」ことができる
ことは経験できた。



そういったことを思いながらこのドラマを見ていたものだから、とても
奇妙な感覚を味わうことができた。



全編に登場する温水洋一さんの趣きと、走り続ける審判団の様子が笑え
る。

番組は今週の特別版-後編で終わる。



2005年10月4日、病院のベッドの自分の枕元に、謎のサッカー審判
団が現れていたなら、自分のロスタイムは電光掲示板に何と表示されて
いたのだろう。


「あの日」から、【926日】が経過している。


の・の・りが気に^な_る~~~~~*`★◇
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