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再手術へ向かって~入院前日

田中将大ヒーローのすべて
黒田 伸
北海道新聞社

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・・・2006年 8月 17日



午前10時、H大病院より電話があり翌日10時までに入院手続きをする
旨を伝えられた。

6回目の入院。


6回目とはいえ、それまで落ち着いて、段取り良く入院したことはあまり
無かったので、予定通りとはいえ緊張するのかと思ったら、そうでもなか
った。

なんだろう、この頃の心境は。。




午前中はTVで高校野球観戦。
「かんせん」は「かんせん」でも、「感染」ではなく「観戦」。

再手術を控え、運が良かったのは「駒大苫小牧高校」の活躍。
この日の準々決勝も5‐4で東洋大姫路を退け、19日の準決勝へ駒を進
めた。

この後、球史に残るあの早稲田実業との激闘へと向かうのだが、この事が
かなりの部分で自分の気持ちを支えてくれることになる。




入院前日でも忙しかった。

朝は道の保健福祉部に電話、認可が遅れている特定疾患医療受給者証
の発行日を確認。

そして、入院中に切れてしまっていたHPサーバーの再契約の事で電話。

更に午後は入院に備えて携帯電話によるブログ投稿を試してみたり。


夜は、これもPCのリカバリーで消えてしまったサイトのセットアップ。
ぎりぎり間に合った。


心の準備さえできていれば、結構いろんな事ができるもんだ。




くしくも前年の8月17日は、発症して最初の病院であるSH病院に入院、
B型肝炎の疑いが判明した日。

今でも思い出すのは、血液検査を手にした医師が、何事が起こったのか、
というふうに目を見開いてこちらを見ていたこと。



その時から一年も経っているのに、まだ先が見えずに、どうなるかもわから
ない再手術を目前に控えていた。
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