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余命1年、その時初高座、そして私は捕まった

余命1年宣告を受けた後、落語修行、そしてその期限を過ぎて初高座に
上がった方がいる。

街道徳尾(かいどうのりお)さん(37)


世の中には凄い精神力の方がいるものです。


人生の期限を切られた時、何ができるかと考えた時、それまでの夢や、
ずっと抱えていたものに走りがちと思うが、この方はまったくのゼロから
のスタートを切った。

その精神構造はどうなっているのだろう。

なんだか学ばされるものがあります。




・・・・・・
昨日、車を運転中、又警察に止められた。

悪いこと・・・してませんよ、まったく。


妻の帰りを迎えに行く途中だった。

通り抜けの為、わき道を走っていると、後ろからなにやらサイレンをのっ
けた車から拡声器で人が叫ぶ声。

「●●-●●の運転手さ~ん、止まってくださ~い。」


わ、悪いことしてないぞ、ス、スピード、小道で出せるわけもなく、
に、逃げよう、とはさすがに思わず、左脇に停車した。

運転席の窓から後ろを覗くと、あのこまわり君特有の意味の無い笑顔で
3人が忍び寄って来るではあ~りませんか。

でもって、

「すみませ~ん、ちょっとお聞きしたいことがあるんですが・・・」

「話すことはありませんが」

と言えるわけもなく、型通りに免許証を提示し、型通りの受け答え。


「何かあったんですか」

「え、えぇ、近くで強盗があって、逃げているもので・・・」

そう、車で逃げた強盗の取締りだった。


なんでも、こちらがマスクをして、顔が隠れていたのが気になったらしい。

これで迎えが遅れたらどうしてくれるんだ、と思いつつ、

「手短にしてもらえませんか。」

の一言だけは付け加え、一般市民として、操作に協力したのでありした。



夜のニュースで、T市で強盗事件があり、犯人とみられるのが、40歳位
の男性だという事がわかった。

40歳位・・・、確かに切り捨てたら40歳。


それにしてもこまわり君たち、犯罪取締りはしっかりやってもらわないと
困りますが、あまり闇雲に乱発すると、「職権乱用」と紙一重になること
をお忘れなく。



この時間のロス、地下鉄駅で既に妻が待っていたことは言うまでもありま
せん。

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