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潮干狩り

東京へ行ってしまった長男くん、ちょうど2か月が過ぎそろそろ都会生活にも慣れた頃か。



あの(と言ってもピンとこないでしょうが)なんもしない長男くんが、結構小まめにご飯を炊いて食べて
いるというんだから笑っちゃう。

今頃はきっと、周りの関東人に、北海道弁をバカにされているのではないだろうか。
なまらおかしいべさ。





先に子どもを親元から旅立たせた友人が、

「ど~んな子でも、一人で生活始めたら、変わるよ~。」

って、以前話していたが、まぁ確かに。個人差は有るだろうけど。





ゴールデンウィーク、何をしていたかと思ったら、「一日は、潮干狩りに行ってきた。」だと。

「潮干狩り」だって。笑っちゃう。

地方出身者が集まって行ったのかと思ったら、「横浜の友達。」笑っちゃう。








国公立大学、どこも多分、殆んど学生寮がある。

これが安い。

私立に比べて授業料は各段に安いけど、寮も5000円/月前後の所が結構ある。

室数は限られているので、遠方者優先の抽選で決まるのだが、長男くんの寮は、寮費がなんと
4700円/月だ。

週じゃなく月当たり4700円。

だから国公立とはいえ東京の大学に行く事ができたわけだが。


なんたって奨学金でまかなえる。これだけは親孝行だ。


でも、この寮が恐ろしいほどに汚い(らしい)。

一緒に行った妻が、一歩足を踏み入れた途端、卒倒しそうになったらしい。


でも、汚い長男くんにはふさわしい。うん。



妻には、

「そんな事言ったら、俺の学生時代のアパートなんて、煎餅布団の枕の横を蟻が行列作ってるんだぞ。」

と、自慢にもならない事を言ってしまった。

その話しを聞いていた次男くんがすかさず、

「シロ蟻じゃなくて良かったね。」だって。







これから、あの、東京の梅雨、高温が長男くんを、グ~の音が出ないほど締めつける。

雑草育ちなんだから耐えろ~。





言葉、気をつけろよ。


「おだつ」なよ~。

「はんかくさい」ことするなよ~。

「ごみを投げる」なよ~。

「いいふりこき」するなよ~。

「ばくる」って言うなよ。

「じょっぴんかる」の忘れるなよ~。

「へなまずるい」こと、すんでね~ぞ。

何でもかんでも「ちょす」なよ~。

東京も冬は結構「しばれる」ぞ~。

たまに帰って来ても「いいんでないかい。」

疲れても「こわい」って言うな。




したからさぁ、どんどん書かさるけど、なんかあずましくないんだわ。
東京生活はゆるくないだろうけど、とろくさいことしてないで、がんばれや。

東京もんに負けるなよ~。


したっけね~。
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