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慣れ

ダルの会見を見ていると、ファンと選手の一体感が、ちょっと他のチームと違うな、と、そんな気持ちで見て
いました。

なんだか、まだまだやんちゃな家族を暖かく、少しだけ心配し、でも誇らしげで、ただただ身体を大切に、そんな
思いが一杯詰まった雰囲気がたっぷりと醸成されていました。





「ファイターズに帰ってくる」という言葉は、ダルなら本当に帰ってきて札幌ドームで投げている様子が目に
浮かびますが、さて、それまで自分が生きていられるかどうか・・・








・・・
自分と、妻までも整骨院にお世話になるようになり、最近では、どっちが痛いか、痛い自慢をするようになり、
すっかり後ろ向きな会話ばかりの我が家。

こんなんではいかん、と思っても痛いものは痛い。




痛い、といえば、痛みはある程度慣れるもので、慣れてくると気になり具合も弱まる。

それがいいことなのかどうかは別にして、脳で感じる「痛み」というのは不思議なものだ。




あまり認めたくはないけれど、痛みの感じ方の強弱は、やはり精神的なものが大きい。

本当に不思議。


かつての入院中、精神内科の診察を受けさせられたのも今なら納得がいく。






「気力」というやつ、気で肉体をコントールできるならどんなに素晴らしいことかと思うけれど、常人には
やはり限界があると思う。

特に自分の様な凡人にとっては、痛いったら痛いし、痛いと思ったら「痛い」と口にしないといられない。


だから、俺は、私は、となる。



そしてそれを冷めた目で見る次男くんがいる・・・。








こんなことを考えていると、常に緊張の中に身を置くスポーツ選手のなんと偉大なことか。

称賛と批判のまっただ中に身を置く彼らにとっては、きっと肉体よりも精神の鍛練が重要な要素なのだろう。



さて、

超一流の域に達したダルビッシュ、せめて気持だけは負けないように、ダルを励みに頑張ろうっと。




※ダルの昨日のブログ、「最高のフィナーレ」、気持が溢れて素敵です。
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