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迷い

今日は道立高校の合格発表。

掲示される番号を真剣な眼差しで見つめる目、目、目。



TVは喜びの表情しか伝えないけれど、その陰でうなだれる15歳が居るのは紛れもない事実。

でも、人生は長い、頑張れ15歳!




そう言えば、自分の合格発表を自分の目でみたことがない。

高校も大学も、おまけに建築士の資格試験も。


高校は発表を見に行った友達に「受かってたよ。」と伝えられ、大学は、まだ他大の受験が残る中、
宿泊中のホテルにかかってきた伯父(大学所在地在中)の電話に教えられ、建築士に至っては、
通ってもいない、ただ採点をお願いしただけの専門学校に電話で知らされる始末。



そういえば先日も妻に言われた、

「準備だけはしっかりするのに、最後は結構手を抜くよね。」と。


だってそういう性格なんだもん。




妻になぜそんなことを言われたかというと、次男くんの進路について。

やっぱり大学至上主義(?)の妻と、極端に言えば大学なんてどこだっていい、と考えてしまう自分。

中、後期発表前の、ここにきての次男くんの進路については多少意見がずれる。


「ンなもん、行った所で一生懸命やればいいっしょ。」

とか言ってしまったから。


やっぱ妻にしてみれば、自分の腹を痛めて、最大限愛情を注いできた18年間を、一粒たりとも無駄に
したくないはず。




その気持ちはわかる。

腹は痛めてないけど、懐は痛んだし。頭も薄くなったし。




特に次男くんの場合、この後の選択一つで、たぶんその後40年の方向性が変わる。180度。




迷うよね~、やっぱり。親も子も。



まぁ全て不合格なら迷いようもないことだけどさぁ。

でも、

結果、同じ選択になるしろ、選択肢が多い中で結論を出してほしいと思うのは、親心。


その発表は明後日だ。





ところが、

気を揉む(はずの)妻はここ(札幌)にはいない。

長男の引っ越しで東京で結果を知ることになる。敵前逃亡か。現実逃避か。




春休み、寮のベランダに洗濯ものを干したまま帰省していた長男くん。

床のフローリングにジュースをこぼし、その上に週刊誌を置いて、臨時接着剤状態でどうにもならなく
した長男くん。

引っ越し荷物よりもゴミの方が多かった(らしい)長男くん。

部屋が汚な過ぎて管理人さんに掃除のやり直しをさせられた長男くん。


かむばっっっっっっっっっっっっっく!!



悩みと不安と怒りって相殺されないんでしょうか。妻の中で。

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