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地震保険

阪神・淡路大震災と東日本大震災の時、地震保険加入の有無が話題になった。

通常、ローンを組んでの住宅購入時、義務でもあるので火災保険には加入する。


我が家もそうだけど、火災保険には入るが地震保険には入っていない場合が多く、震災後は保険会社からの注意喚起と地震保険加入の勧誘の

お便りが何度もきていた。


25年前の自宅購入時、正直言って、地震については甘く考えていた。



それが二つの震災後、この、札幌市内にも幾つも活断層があるという情報も示され、でもだからといって地震保険を追加することはなかったんだけれど、

それがなんと、今年、住宅ローンの完済と共に火災保険も契約切れ、でそれが8月末日。

で、契約更新となり、新たに契約し直し、今度は地震保険を加えて新たな火災総合保険がスタートしたのが9月の1日。



その後6日の大地震。


全然関係はないんだけれど、少し前に新たな保険を契約し移植手術に至った12年前を思い出した。

この、新たな保険が凄く役立った。凄く助けられた。




今回、今のところ、運よく地震保険のお世話になることはなかったけれど、妻とも、

「なんか巡り合わせだね。」

と、入っている安心感を噛みしめた。



レンジとか本棚とか、家財とまで言えるかどうかわからないものが壊れてしまったけれど、一応確認だけはしてみた。




・大元の火災総合保険の方で家財保険に加入していなければ、地震保険の家財対象にはならない。




そりゃそうだ。


で、ご近所でよく訊ねられた、

「壁のクロスにひびが入っているけど大丈夫か。」

と。

実際、我が家の1階にも2~3か所、クロスの割けが発生している。

でもこれは、確かめてみると、下地ボードの継目部分のみ、地震の揺れでボードが若干移動しただけで、構造自体には何も問題が無さそう、と。




じゃぁもし、下地のボードさえが、ひび割れたり破損した場合(軸組等構造が無傷という前提で)、地震保険の対象になるのか、と。

保険屋さんに聞いてみて、

なんとも微妙な回答。



基本、地震保険の対象となるのが、「主要4構造」として、


・軸組

・基礎

・屋根

・外壁等


と。




これでいくと対象にはならないんだけれど、でも回答が微妙。

その時の、その現場の、その状況によります、と。

とにかく現場確認してみないと、ということだった。




勝手に解釈すると、(あくまで個人的意見)


「ボードが壊れるくらいだから、当然、その下の木軸組もいっちゃってますよね、軸組は対象だからそれに付随するボードも...」


って感じで解釈した。




あんまり安易なことはいえないけれど、相談、交渉する余地はあるような気がする。





保険にも色々な種類がある。

「保険」をウィキってみると、


>>偶然に発生する事故(保険事故)によって生じる財産上の損失に備えて、多数の者が金銭(保険料)を出し合い、その資金によって

事故が発生した者に金銭(保険金)を給付するための制度<<



とあった。



これからすると、「自分のため」だけでなく、「誰かのため」でもあるのだということが理解できる。





医療保険なんか、もう助けられてばかり。

それなりに納めてきたのも確かだけど、まだまだ、助けられていることの方が、多いなぁ。





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