冬桜 紅さして見え 今朝の雨
馬糞 Bafun
温かな雨の朝、桜並木の冬木立が心なしか、桜色に見えた。
春の予感ならよいが、暖冬の末に、大きな地震が起こったりしない
かという不気味さも感じられる。
水面下で大きな動きが仕込まれつつある。
【 M&A対策は徳治主義経営で 】
企業の合従連衡が続いている。家電量販店、飲料メーカー、製薬
会社、食品メーカー・・・。巨大ファンドに狙われるのは優良企業のう
ち、尊敬に至らない「私企業」ではないだろうか。
ファンドにも一定のモラルがある。
金だけではなく、口も出したくなるというときに強引な買収の標的
にされる。
これに立ち向かうには、智慧と大義をもった企業となることだ。
徳のある企業となることである。
戦争は私利私欲によって悲劇となるものだからである。
優良な企業家を世に出すためには、新株発行による資本調達が
活性化しなければならない。
それこそが、投資家にとってもチャンスとなる。
その選別のための情報提供にこそ、経済メディアの使命がある。
企業家は、その人徳と智慧を問われるべきである。
そうした価値観が経済メディアにも求められている。
【 北朝鮮への要求は政権追放、条件は亡命保障 】
もう一つ、水面下の不気味な動きは北朝鮮問題である。
アメリカが精細を失っている。日本政府は智慧を出すべきだ。
北朝鮮への要求は、政権交代と民主化である。
その見返りは、国賊というべき政権担当者の亡命保障である。
論点を見失ってはならない。
愛と智慧とが、この時代に求められている。
馬糞 Bafun