その人も すでに行きたる 彼岸明け
馬糞 Bafun
人老いて われも老いつつ 彼岸まで
馬糞 Bafun
子の空に 彼岸を思う 花も咲き
馬糞 Bafun
【この世の人生の幸福】
今日は彼岸明け、また、この世に戻る。
死ぬまでの仕事なのだ。
変革しないで何の意味があるだろうか。
実験しないで、何の発見があるだろうか。
平穏無事の人生は彼岸のものである。
それこそは、長い長い日常であったはずである。
その長い長い平穏無事の日常の一時の夢、それがこの
世の人生に他ならない。
それ故に、波乱有事の人生こそは、この世の生きがい
である。
だから、やってみようではないか。
やってみたいと思う知恵を出そうではないか。
この世の幸福とは、苦労がないことではない。
苦労のし甲斐こそは、この世の幸福である。
そのような幸福を創造し、大いに苦労を楽しみたいも
のである。
【剣聖引退】
プロ野球の英雄、前人未到868本塁打の金字塔を打
ち立てた王貞治氏が、ソフトバンクホークスの監督を引
退した。
ここまで、監督に縛り付けたのは、球団のエゴという
べきであろう。
そのために残り少なくなった寿命ではあろうが、その
直筆で、後世に残る野球道の悟りを直伝していただきた
いと願う。
王貞治の過去世は、北辰一刀流の開祖、北斗の剣で知
られる千葉周作だという(幸福の科学出版『英雄かく生
まれり』1200円+)。
それが、いかにもそうであるに違いあるまいと納得で
きる因果が感じられるのが過去世である。
そして今日は、小泉純一郎元総理が政治家引退を宣言
したというニュースが流れていた。
この人もまた、公務員社会主義体制の改革に大胆な一
太刀を切り込み、変革への流れを作った英雄といわねば
なるまい。
いつか引退し、雲隠れするであろうことは想像された
ことであった。
なぜならば、その過去世は、一刀流の開祖、伊東一刀
斎であることが明らかにされていたからである。
時を同じくして、剣聖というべき二人が、現役を引退
した。
それは、時代の終わりを意味しない。
ならば、これからは、その意思を継いで発展してゆく
べきであろう。
しからば、さらに偉大な英雄が現れているはずである。
それが現代のダイナミズムなのではないか。
梅士 Baishi