ところてん 冷たさに跳ね ひざの上
馬糞 Bafun
久しぶりにところてんをいただいた。
ずるずるっと、磯の香りがした。
子供の頃、下関の伯母の家でところてん作りを手伝っ
たことがあった。
伯母は一日中行商に出ていた。
働き者で、商売上手の伯母のおかげで、その家はお金
持ちになり、水産加工会社を経営し、資産家になったよ
うである。
だから、ところてんにはたくましい商売の香りも感じ
るのである。
そのところてんが、鰻のようにつるりと跳ねてひざの
上に落ちた。
冷た~~~ぃ。
みんなでわいわい言って食べたところてんは、楽しか
ったなぁ・・・。
【なぜ日本の株価は低水準なのか・・・】
アメリカの株式市場は、適正水準まで回復した。
8000ドル台で十分なのに、9千ドルを大きく越えてき
た。
特にナスダックは絶好調の勢いである。
深刻だったのは、金融市場の傷ではなく、世界中の臆
病風だったのだろう。
金融機関の投資は、新しいものづくりに向けられるべ
きであった。
ところが、生産を伴わない過剰消費に振り向けられた。
だから、借金型消費が膨張して破綻したのである。
しかし、日本の株価は、一向に回復しない。
株価適正水準は、日経平均で3万円前後ではないだろ
うか。
ところが、やっと一万円を超えたばかりである。
実質的な企業価値通りには評価できない理由があるの
だ。
国家的な脆弱さである。
経済の強さは、最終的には富の安全性、安定性に求め
られる。
政治力と軍事力がその担保となる。
すなわち、政治力も軍事力もない日本には、どんなに
優秀な技術力、産業力があっても信用がない。
実際、経済大国で強力な軍備のない国はない。
日本は、日米安保条約によって安全と信用が担保され
てきたが、オバマ大統領の下では、その信用は解除され
たといってよい。
だから、株価も日米安保が堅持された時代ほどには戻
らないであろう。
まして、国家存亡の危機ともなると、日本株は紙くず
同然である。
それにもかかわらず、経済団体も、マスコミも、亡国
政党というべき民主党を支持する向きもあるようだ。
その不見識は、迷惑千万なことである。
チャイナに儲けさせて貰ったか、これから儲けさせて
もらおうと言う
大企業の驕りであり、下心でもあろう。
では、軍事増強著しい世界第二位の軍事大国チャイナ
は経済力を持つだろうか。
確かに、日本を追い落とす勢いで経済成長を遂げてい
るかに見える。
しかし、それも長くは続くまい。
何も難しい理屈はいらない。
経済発展には、安全と信用に加えて、愛すべき文化文
明が必要なのだ。
しかし、チャイナには人徳と言うべき文化がない。
むしろ、野蛮な侵略者でさえある。
経済産物についても、Made in Chaina を誰が喜ぶだ
ろうか。
彼らは利益のためには手段を選ばない野蛮な国民であ
る。
違法複製品の泥棒経済といってもよい。
信用がなかった時代の Made in Japan とは比較になら
ない。
ねじ一本から始めて、技術開発してやまなかった開発
者のものづくりが Made in Japan なのだから。
しかも、チャイナは貧乏神でもある。
コスト競争の中で「安い労働力」Chainaに群がった結
果、自国のものづくりが倒産し、デフレ不況に陥った。
企業倫理に欠ける私利私欲の競争をしてきた報いでも
あるが、祟られるのである。
古いレコードプレイヤーを解体した。
おびただしい種類の小さなネジやバネなどのパーツが
組み込まれていた。
その無数の小さな部品を作る技術の素晴らしさを改め
て感じるのである。
その技術を極めてきた多くの町工場の技術を、中国に
持ち出してまで作らせた大企業のモラルの低さよ。
そのモラルの低さ、裏切りと言うべき悪徳によって、
日本経済は苦しんでいると言ってもよいだろう。
日産自動車がそうだった。
銀行もそうだ。
「生命保険にはいりましょうよ」と若造が耳打ちする
のだ。
こうしたおぞましい日本経済の堕落はどこから始まっ
たのか。
おそらくは、自らは国を護らずという「平和主義」か
ら始まったことであろう。
兵役の復活が必要である。
特に、海上防衛の訓練兵役を課すとよい。
日本人なら、船舶免許くらい持つべきだ。
あるいは、ロボット兵器開発や製造の軍需産業に従事
させるとよい。
職業訓練にもなるだろう。
一旦、国を失うことがいかに辛いことか、イスラエル
とパレスチナの血みどろの戦いを見れば分かるだろう。
亡国の民は、誇りを持って生きることができないので
あろう。
国家を失って得られる平和はあるまい。
戦わずして国を見殺しにした恥は、深く魂の傷となる
であろう。
それを希望しているのが「平和主義者」である。
平和とは、恥で不幸な境地であるらしい。
潔く生きたいものである。
おぞましくして得られた生命安全財産であるならば、
恥と卑劣の山であることよ。
チャイナにおもね、韓国のご機嫌を伺い、オバマ大統
領に揉み手をしながらラブコールを送ることで得られる
安心立命とは一体何なのか。
恥と卑劣の山に墓標を立てる者とてあるまい。
われらは、モノノフのクニタミとして、潔くありたい
と思う。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi