静かなり 夏学校の 金次郎
馬糞 Bafun
小学校の校門には、必ずといってよいほど、二宮尊徳
の苦学する姿として、まきを背負いながら本を読んでい
る石像が立っていたものである。
今は滅多に見なくなった。
ところが、長崎の銭座町小学校前でたまたま見つけた。
夏休みで子供たちの姿はなかったが、刻苦勉励の姿は
いつの時代にも試練を乗り切る力であり、国力の原点に
あることだと思う。
子供たちにとって、じっと座って読書をするのは苦痛
であろう。
音読することを勧める。
リンカーンは、はた迷惑だと言われながら、読書は丹
念に音読していたと言う。
ちなみに、教育の基本は文武両道にある。
どちらかではない。
運動あってこその静止の学問ではないかと思う。
動と静のバランスの取れた学習方法を、二宮金次郎の
読書姿に学びたい。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi