長雨の 滴を払い 蝉鳴きぬ
梅士 Baishi
蝉が鳴き始めたが、耳鳴りのようなニイニイゼミである。
ところが、雨の中、昨日はアブラゼミが雨を払うようにジリ
ジリと鳴き始めていた。
ほんとうに、近年にない長雨である。
太平洋にはスイカを転がすように、三つも台風が転がって
いる。
台風の列が数珠つなぎにつながっているかのようでもある。
太平洋の神が、満を持して動き始めたか。
何とも激しい値動きである。
日経平均株価は、下がったかと思えば400円以上がり、
翌日は今年最大の値下がりで2万円台を割り込むという展
開。
ドル円も、円安とはいえ、今日は久しぶりの121円台。
ユーロはまだ高いとはいえ、ずるずると4円ほど下げて
131円台、通貨不安を感じさせるような展開になっている。
当然のこととはいえ、上海株式市場はさらに5%も暴落、
取引停止という強引な対策を取っているが、恐慌目前とい
うような失望売りが続いている模様である。
ギリシャのデフォルトがさまざまな悲観的憶測を呼び、金
融市場が動揺しているという説明だが、果たしてどうか。
チャイナの恐慌はギリシャとは関係ない。
独自のバブル崩壊であり、日本のパターンとは違う、粉飾
経済の破たんである。
これは、すさまじい影響があろう。
チャイナに進出している企業が倒産するのは自業自得とし
て、逃げ遅れた企業の倒産は世界中に広がるだろう。
イオングループ、ユニクロなども無事にはすむまい。
しかし、日本経済には大きな影響はない。
チャイナ進出企業が自滅すれば、かえってサバサバする
のではないか。
断固たる防衛線を張ることだ。
領海侵犯のチャイナ漁船は撃沈することだ。
もし、日本に上陸させるようなことがあれば、悲劇が起る
だろう。
にわかに、歴史が動き始めたようなここ数日のことである。
博多祇園山笠も、いよいよ明日の、全流れお汐井取りで
動き始める。
そして、一気に15日早朝の追い山になだれ込み、博多が
夏になるのである。
日本独立宣言・九州本部・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党