Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

久々の利根川水系

2008年07月24日 | フライフィッシング

レガシーの助手席は快適そのもの。7時過ぎにはT川のドン詰りに到着です。

コンビニおにぎりで腹を満たし、登山道の入口へ。最終堰堤を目指し暫くは登山の雰囲気ですね。

なだらかな斜面を下り流れに降り立つとイイ感じの瀬が暫く続いていました。

今シーズン初の2番ロッドにラインを通し、昨夜久々に巻いたカディスをティペット6.5Xに結び愈々、キャスト開始です。

080724no1因みに、本邦初公開?の2008バージョンのCDCカディスは、ウィングのCDCのバラケを抑えるため、ズーロンで上下をサンドイッチしたパターンです。

タイイングも簡単、ゴシゴシメンテでも壊れずロングティペットでも回転しないため今シーズンはこればっかりです。

080724no3

で、瀬のライズにキャストしたら、小さいながらもヤマメが出ちゃいました。

イワナ域と思っていたNさんも想定外のヤマメにはビックリ!?。

しかし、その後はイワナオンリーに。

080724no2

瀬も終わり、愈々核心部へ突入か。それにしてもイイ川です。ココは。

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美味そうな”ウワバミソウ”も群生してて、帰りなら間違いなくベストに詰め込んだでしょうが‥、残念です。

しかし、大蛇が出そうな深谷に生えているからそう名付けられたようですがやっぱ、一般的な”ミズ(ナ)”のほうが似合う気がしますね。

080724no5

瀬で出るイワナは明るい色をしていますが、岩周りから出るイワナは若干黒いです。

ガイド役のNさんは、「今日は型が小さい」と言ってましたが、関東でこんだけ出るのですから御の字ですよ。

080724no6

減水のため突破出来そうなトオラズも無理せず登山道で迂回しましょう。

080724no10

あちゃー、足元からイイ型が。

イワナは思わぬ浅場に居るので注意していたのですが‥、今日一の大物を逃してしまいました。

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T岳の目の前の支流で出た今日一。

浅場で定位していたのを今度は見逃しませんでした。

その後、Nさんも24cmを掛けたところで今日は撤退です。

さー、5km弱の登山道で戻りましょう。

080724no8

フィールドアスレチック並の登山道を1時間チョイ、汗だくで戻りスパッツを外すと、ヤッパ、居ました。山ビルです。

昼飯時に数匹退治したのですが帰りの登山道でまた、這い上がられたのでしょう。ウェダーに吸い付き中々取れないのもいます。

行き帰りの運転はもとより、送り迎えまでしていただきNさん、ありがとうございました。

また、行きましょうね。

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南アルプスへ、再び

2008年07月17日 | フライフィッシング

眠気眼のまま5時に乗合タクシーに乗り込み、5時10分の出発を待ちます。

広河原までの約1時間、少しは眠れるかと思いきや気持ちの高ぶりと荒っぽい運転にヤッパ、それは叶いません。

6時チョイ前、広河原に到着。空気はヒンヤリ、北岳も大分夏の装いになってて眠気はすっかり無くなっていました。

080717no1

前回はウェーダー歩行で体力を消耗し切ってしまったため、今回はサポートタイツにウェーディングシューズ。ウェーダーはレジ袋に入れロッドと一緒に右手に持ちました。

ただ、冷静に自分の姿をチェックすると、股間モッコリ、アンバランスにデカイ靴、右手にレジ袋はチョットいただけません。

Tanaさんが後日、写真を送ってくれましたがさすがにココでは紹介できない姿です。(笑)

080717no2

林道を先行していた3人組みは途中から本流に降りるとのこと、それを聞き歩のスピードを落としYanaさんとTanaさんを待ちます。

標高1,660m地点の花々、ガレの無い安定した斜面は当にお花畑。心が和みます。

080717no3

肝心の流れはと、言うと前回の半分も無い感じで本流は絶好のコンディションではないでしょうか。

ただ、今日の目標はヤッパリ、K沢。あと2km頑張りましょう。

途中、林道を下ってくるエッサマン3人と擦違いドキッとしましたが、長野側からのバスでK峠まで来て本流を目指しているとのこと。他に釣り人は乗り合わせて居なかったとの話に一安心。これで先に入られちゃったら恥ずかしい格好で歩いて来た意味がありませんからね。

8時前にK沢の流れに到着。クールダウン後レジ袋からウェーダーを引っ張り出し、恥ずかしい格好もコレで終わり。

さー、荒れた瀬を叩き上がりましょう。

気温15℃の水温7℃、前回もそうでしたが陽が差し込むまで反応はイマイチ。しかも小さいです。

まー、そのうち好転するでしょう!?。

080717no4

支流の合流地点でYanaさんがイイ型を掛けてから皆のスイッチが入ったようにサイズアップ。

瀬のヒラキに浮いていた25cmをキャッチ。風格のあるヤマト系です。

080717no5

それにしてもかなりの減水。ただ、前回手も足も出なかった堰堤下は絶好のポイントとなっていました。

で、こんなのが出ちゃいました。

080717no6

右岸をTanaさんが攻めていたので左岸は既にキャスト後かと思い、浅い石回りを攻めているとモッコリ出たのにアワず、何度かトレースしたのですがそれっきり。

立位置を変えドラッグ回避でフライを停滞させていたら静かにフライが消えたのでロッドを煽ったら。

最初は尺有るか無いかくらいかと思いましたがランディング後、Tanaさんがメジャーで計ってくれたら、‥‥33cm。

080717no8

今シーズンのレコードとはビックリです。

後でTanaさんに聞いたら、「これから左側やろーと思ったのに、これだものな~」すっかり、西田敏行になっちゃってました。

Tanaさん、ゴメンナサイ。。。。

080717no7_2最終堰堤上のプールも水溜り状態で数匹掛けた後は全くフライを警戒し、見にも来なくなっちゃいました。

また、デカイのは沈んだまま動かず、一雨無いと上流部は勝負になりません。

最終バスの時間には若干早いですが今日はもう、十分です。

心なしかYanaさん、Tanaさんの足取りも軽いように見えますが実際はどうだったのでしょうか。

次回は15kmの荷物を背負うんですよ。

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長野北部遠征 3日目(最終日)

2008年07月12日 | フライフィッシング

昨日チェックしたO川上流へのアプローチポイントに来ちゃいました。Tanaさんはココの下流部へ入る予定でしたが無理やり同行させちゃいます。

橋の袂の踏み跡を頼りに10分の薮漕ぎで最終堰堤上に出た時には全身、汗まみれ。追い討ちの陽射しもキツク暫くは日陰で体力の回復を待つ羽目に。

080712no1

思った以上に水量は少なめですがポイントは最高です!。

体が落ち着くと快晴なのに風が冷たく暑さは感じずこれまた、最高です!。

080712no2

全てが最高!なのに魚は留守なのかイマイチ、スッキリしません。

やっと、出たと思っても20cmを超えないのですから‥。

080712no3

高低差のある流れでポイントにも事欠かないのですがマサカの魚まで出ちゃいました。

080712no4

なんでココでヤマメなんでしょう?。

絶対、イワナ域の筈なんですけど‥。

080712no5

見事なポイントが連続するのに上がれば上がるほど出てもサイズは小さくなっちゃいます。

このポイントでも全く反応が無いので遂に辛抱も限界、撤退です。

080712no6

もう時間も限られてきちゃったので前日、ソコソコ反応もサイズも良かったK川上流部へ入ってみました。

昨夜の雨で雪代が入ったのか、若干白っぽい流れになってます。

数尾掛けたところで50m先の林からFFMが姿を現しました。

こっちの存在に気づいたので戻るかと思いきや、上流へ。

まー、流れを離れて上流へ行ったものと思いきや、直ぐ上でロッドを振っているではありませんか。

そりゃーねぇーだろうと偏光グラス内の眼光を光らせると、先にどうぞ的に手招きしてくれますが、そーじゃねーだろー!!。

気分も萎え萎え、Tanaさんの入った支流へ移動し合流。イブニングポイントへ移動です。

イブニング前のH川、本命の姫川本流のイブニングも掠ることなく終了。

次回は徹底的にリサーチし、9月リベンジです。

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長野北部遠征 2日目

2008年07月11日 | フライフィッシング

夜中、予想外の暑さで眠れず寝不足の朝を迎えました。目の前には雪渓を纏った北アルプスの勇姿を期待したのにドンヨリした曇り空のため、な~んも見えずガッカリです。

軽い朝食後、身支度を整え直近のコンビニで日釣券を調達すべくゾロゾロと3台で道の駅を出発です。

しかし、ドンジリのFlyaokiは川に気を取られてしまいローソンを通過、町外れのセブンイレブンまで来てしまう昨日の遅刻に続き、またしても失態を演じてしまいました。携帯圏内なので何とか合流しするもナンカ今日もやな予感を感じずにはいられません。

姫川水系の情報はブログによるド派手な結果だけしかなく、自分の足と目で確認するしかないので、とりあえずN川を目指しましたが、下流から中流部は開けた川原を流れ、小堰堤も多く穏やかで水量は少なく、若干の濁りも入っているようでなんともビミョーな感じです。

そんな流れがK温泉まで続き、遂には最上流部まで来てしまいましたが土砂崩れのため本命と考えていた支流群手前で足止めです。

さー、どうしましょう。

とりあえず、フライを流してみないと分からないので中流域まで戻り、バラバラに入ってみることに。

080711no1

一番下手、橋脇から流れに降り立ちますがやっぱり、若干濁りが入っているようです。

太陽は容赦なく照りつけ、遮蔽物の無い川原は熱射地獄。オマケに水温は17℃では集中力が保てません。

それでも何投目かのアントにデカイのが浮いてきました。

すかさずアワセるも今日も、ティペットから持っていかれちゃいました。‥今日もダメみたいです。

080711no9

080711no2

200mの試釣で23cmのイワナを何とか掛けることが出来ましたが、2人が入ったエリアは魚の生命感すら感じられなかったとのこと。

コノ暑さに高水温。ココに留まることのメリットは無さそうなので移動することに。

時既にお昼に近かったことと、気になる蕎麦屋の看板「蛍」が気になったため、昼食タイムとしましょう。

080711no3 狭い集落へ繋がる道路を登ったところの斜面にへばりついた民家を改造した蕎麦屋、「蛍」がありました。

若い兄ちゃんが打っているのですが、お世辞抜きで”美味”です。

見た目より量もあり満足!、なんか思う釣りが出来ていない故のトゲトゲした心まで和やかにしてくれた感じです。

080711no4ゼロクリア?したところで次に向かったのはK川。複数の情報を得るためYanaさんとTanaさんはH川へ。

こっちは若干水量多目に感じますが瀬が中心でフライ向きの流れですね。水温も13.5℃なので期待が持てそうです。

080711no5ティペットを交換し太い流れにカディスを流すと水面が乱れますがフライには出ません。

複雑な流れのため微妙にドラッグが掛かったみたいですね。何度が流して、出ました。

雪代に磨かれた白いイワナです。

080711no6飽きない程度に出ますがイマイチの感が否めません。

2個目の取水堰で最後と決め、右岸の石脇にフライを落とすと。

080711no7出ました。今日一サイズの25cmです。

フライが落ちた瞬間、上から押さえ込むように出たので石の真ん前にでも定位していたのでしょうか。

さー、林道を下って事前に決めていたイブニングポイントへ戻りましょう。

080711no8移動途中から振り出した雨は、何とか止んだものの何時降り出してもおかしくない状況です。

ライズ待ちも限界、瀬を叩いてみることに。

ライズは無いもののニジマス、ヤマメ、イワナがポンポン出ますが皆、20cm止まり。

闇が迫った本命タイムも同サイズのイワナのみ。選定場所を誤ったのか、今日だけたまたまだったのか、明日に期待し19時45分、雨の中、道の駅に戻り明日の作戦会議としました。

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長野北部遠征 1日目

2008年07月10日 | フライフィッシング

待合せたログハウスに到着すると、既に目覚めスッキリのYanaさんTanaさんが出迎えてくれました。

Tanaさんから配給された315円の日釣券を受取り、各々指定?エリアへ移動です。

YanaさんはM川。TanaさんはM川出合からの本流へ。そして、Flyaokiはログハウスから最初の橋より入ったのでした。

080710no1

雨は小康状態、水量もイイ感じですが入って300m、見事に反応がありません。

岸脇の小さな流れで結構デカイのが石下から出てきて絵に書いたようにフライを吸い込んだのですが、‥ナント、ティペットごと持っていかれちゃいました。

力を入れ過ぎた訳でもないのですが、ティペットチェックを怠ったツケなのか、やなジンクスを今日も背負ってしまいました。

そうこうしていると前方にエッサマンが。

話しをすると上流から下ってきたとのこと、しかも3人組だそうです。

ヒェ~!!。

幸いにも動き回らないタイプのご年配トリオだったので上流に居た2人にも挨拶しながら薮の中を先に進ませていただきました。

500mほど進んだだけで全身汗まみれ。

とりあえず、身軽になり顔をクールダウンさせていると雨が本降りに‥。

080710no2_2大木の下で雨宿りしていた時のことです。

重たそうにメタボのお尻を引きずりながら大石上をユックリ歩く昆虫を発見。

全長3cmくらいでしょうか、お腹側も同色、当に全身コバルトブルー一色なのです。

ガキの頃からいろんな昆虫を見てきましたがこんな虫、初めてです。

なんかイイ事があるんかも‥、プラス思考に気持ちを切り替えます。

雨が上がって一瞬、反応が良くなり倒木下でこれまたイイのを掛けたのですが、ネットに手を掛けた途端、オートリリース。

これからパラダイスか~と思いきや、再びエッサマンの先行者です。格好からして今度は撤退せざるを得ないようです。

080710no3

禁漁の支流から道路に這い上がり、車で上流をリサーチすると、朝は全く車が無かったのに入渓ポイントには悉く、らしき車が止まってて上流側は入る余地がありません。

しょうがないのでロッジの脇から強引に川へ入ろうと思ったら、ラッキーなことに踏み跡が川まで延びてます。

一息ついているとミドリカワゲラやモンカゲ、そしてマダラらしきが結構ハッチしているではありませんか。

今日の悲運?な流れをゼロクリアするため、ティペットを交換し、カディスからアカマダラモドキへフライも交換したのですが、これが結果的に大アタリでした。

080710no4

コノ瀬の前で6尾、ココではなんと二桁いっちゃいました。

茶色く映っている瀬尻で一心不乱にライズしているのですから溜まりません。

080710no5

殆どがコノサイズ、当にプライムタイムってヤツでしょうか。

080710no6

ストマックはオドリバエを除き、全てマダラらしきでした。

アカマダラモドキではサイズが足りないかと思いましたが、近いカラーが幸いしたのか結果オーライってコトで。

因みに、フックは鶴ヶ島の釣り仲間であるNさん紹介のマルトフック#16です。

どうでもいいコトですが、1本単価が6.3円と格安のため今シーズンはマルトフック3種しか使ってません。

080710no7

集合時間が迫ってきたので道路に上がり、集合場所のイブニングポイントを目指します。

080710no8既に2人は集合済で状況を収集するとM川も本流も芳しくなかったようです。

ライズの雨を信じ"待ち"を決め込みますが結局、パラパラライズで20cmクラスを数尾掛けたところで漆黒の闇を迎えちゃいました。 

さー、ログハウスで着替え山を下り、腹を満たしたら次の目的地である「白馬」を目指しますか。

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