Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

木曽川水系徘徊記 3日目(最終日)

2008年09月23日 | フライフィッシング

車の爆音で起こされちゃったので集会所周りをチョット散歩。

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川はこんな感じに白いです。

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相変わらず地元ナンバー以外の車が上に進んでますねぇ。

そんなに上流は良い所なのでしょうか。

遅い朝食後、支流のU川へ潜り込んでみました。

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水量も多く、濁りも取れポイントも最高なんですが、全く反応がありません。

猿の大群に行く手を遮られたので踏ん切りもつき、ここは移動としました。

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反対側の山から流れ出るココO川も大石ありで絶好のポイントを形成しています。

Tanaさんの一投目でタナビラが出たので期待したのですが‥。

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Flyaokiの初物はコレです。

サイズに似合わない尾鰭の大きさと色が印象的です。

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縦のメンディングも駆使しますが反応は遠いです。

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何とかフックアップ、ネットを使うサイズではなかったのですが何時ものハンドランディングでバラシちゃったら、魚の画がなくなると思って‥。

ネットを使ったので飛んできたTanaさん、魚を見て「なーんだ」だって。

失礼な。(笑)

どうにも反応が良くないのでTanaさんと思案した結果、絶対したくなかったN川へ戻ることに。

途中、御嶽山からの支流K川で1時間ばかり様子を見て、34.5cmポイントの下手に到着です。

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で、初めての区間の堰堤で連荘できちゃうんですからやっぱ、N川恐るべし。

で、いやらしい画を撮ってみました。080923no8

数は出てもサイズが小さいので何時ものポイントに移動すると、こんなん出ちゃいました。

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今日は最終日でもあるし、ココで真っ暗になるまでイブニングを楽しみます。

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タナビラは体高がありました。

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イワナも数は出ましたがサイズはココまで。

ライズもなくなったので18時半、ラインを巻き取り完全撤収です。

今回の徘徊は、N川以外は全て結果が出ませんでしたが来シーズンへのヒントは貰った気がします。

来シーズンもおそらく通ってしまうことでしょう。

ね、Tanaさん、Yanaさん。

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木曽川水系徘徊記 2日目

2008年09月22日 | フライフィッシング

小雨でレインブラインドになっているので屈んだキャストで一発だとの目論みは、見事に外れです。

瀬頭からフライと共に流れてきて瀬肩でプイ、これの繰り返し。正体はタナビラのようなのでイワナ狙いに切り替え暖流帯や石脇をしつこくトレースしても浮いてくるのはタナビラだけ。

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そうこうしていると、河畔に動く影が。

正体は人で、どうやらキノコを採っているようです。

話しかけると逆に質問攻め。

「今日は毛鉤は難しいだろう、餌なら何とかなるかも知れねーが意外とこんな日は毛鉤には出ねーんだよな。

「俺も釣りはするけど今日はキノコ採りだ。」と言って、レジ袋を見せてくれました。

イグチですね、と答えると「味噌汁に入れるとうめぇんだ」と言って、再び斜面へ。

「こんな日」って、具体的にどのような日なのか聞きそびれちゃいましたが地元の爺の話にテンション下がりマクリです。

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なんとかタナビラの型を見たところでココに見切りを付けました。

Tanaさんとの待ち合わせ時間にはチョット間があるのでN川で時間つぶし。

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堰堤脇のエグレから綺麗なイワナ。

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瀬のライズの主は、朱点鮮やかなタナビラでした。

時間も調度イイので待ち合わせ場所の「高原食堂」へ。Tanaさんも到着したばかりのようでした。

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状況報告をしながら定番の蕎麦を所望。

さー、何処に移動しますか。

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地図を頼りに比較的近いN川に到着すると、バケツをひっくり返したような雨に見舞われ、流れには濁りが入ってしまいました。

そんな中、Tanaさんは絶好調でいきなり二連荘。

Flyaokiもお情けのイワナを掛けたところで中移動です。

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I川の入口で懐かしい水場を発見。

山がシッカリしているのでしょうね、郡上八幡でも彼方此方で見掛けました。

眼下の流れは太く、濁りも入っています。話し掛けてきた監視員のオッサンに状況を尋ねると、「放流モンはこの辺にいっぺーいるけど、コノ濁りじゃ上に行かねーとダメだ。上は放流してねーから天然だ。」

その言葉に踊らされ手持ち地図エリア外のダム上へ移動も、川の流れなんか全く見えない秘境の道です。

幸い舗装されているので行ける所まで行ってみることに。

走ること30分。(もっと、短かったかも)何とかダム上に到着です。

途中、「突然水が出ます」のノボリに「天然水と何処が違うんだ」とTanaさんに尋ねると、いきなり吹き出し「突然、水が出ます」だよと、大笑い。

ノボリの下を覗くと、発電所の排水路で水がゴーゴーと流れていて、二人して大笑いです。

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その排水溝からの太い流れを横切り、右岸からスンバらしい渓相に向け、キャストするものの全く反応がありません。

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インレットから100m余りで家程の石が行く手を阻み、縫うように遡行するも石は次第にデカクなるし林道には這い上がれそうな場所もなし。

ここでイブニングは自殺行為なのでトットと退散です。

最終集落まで戻ると、濁りも大分取れていたのでダメモトでイブニングを慣行。

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で、一投目で見事な放流君が出ちゃいました。

放流君でも今日は満足、数が出るかと暗くなるまでキャストを繰り返すもライズもない白い流れから反応は少なく、2日目終了。

椅子まで揃っている公民館の軒を拝借し、21時過ぎには就寝です。

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木曽川水系徘徊記 初日

2008年09月21日 | フライフィッシング

橋から見た瀬はチョロチョロ、途中らしき車は1台もなし。日曜日でコレでは逆に不安だけが募ります。おまけに橋の袂にすら踏みアトがありません。

まー、折角なのでモノは試しと薮を漕いで流れに降りてみることに。

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水溜りですら6.6ftのロッドで跨げてしまうほど貧弱な流れにテンションが上がる筈もありません。

追い討ちを掛けるように雨まで落ちてきちゃいました。

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ところがほんの小さな水溜りでも底石がしっかりしているせいか、スレてないイワナ独特の出方で20cmオーバーが出てしまったのです。

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流れが流れだけに足で水溜りまで遡行が大半、でも必ずこんなサイズが出てくれるのです。

しかも、ヤマトの血が入っている綺麗なイワナです。

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ブッシュが覆い被さった岩下からは真っ黒い固体まで。

始める前までのテンションがウソみたいです。

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イブシギンのタナビラまで、出ちゃいます。

ところがココで雷鳴が。

流れを出るとココはスキー場、隠れるモノがありません。

雷鳴が遠いうちにと、小走りで退散です。

雨も激しくなったので合流場所へ近づく意味もあり、K川へ移動もココは既に濁流と化していました。

K川の傍らで不貞寝。目が覚めると雨は上がっているものの濁りは回復しておらず、K川を諦め合流場所一歩手前のKO沢へ移動です。

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初めてのKO沢は若干の濁りを残しているものの何とか行けそうな状況です。

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幸先良く、緩流帯からヤマトっぽいのが出てくれ期待を膨らませてくれますが跡が続きません。

魚は多くフライまで見には来るものの口を使ってはくれません。

スレているのか、フライがマッチしていないのか暫く我慢のキャストを繰り返すものの、遂に2尾目はなし。

時間も時間なのでTanaさんとの合流場所を目指しました。

T橋に着くと見慣れた白のフィールダーが既に止まっていました。

互いにフィールド報告するもTanaさんの行った場所は雷雨で釣りどころではなかったとのコト、南部は最悪だったようです。

イブニングには若干早い時間帯ではありますが、雨模様ということで贅沢にも2台で34.5cmポイントへ向かいます。

闇が迫るまで1時間チョイ、それまで未知の下流へ単独移動。

#18クラスの虫に盛んにライズしているものの#12CDCカディスには無反応。

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たまにチョッカイを出してくれますがソレは皆、12cmクラスなのでライズ無視で石脇を攻めると、いいサイズが出てくれます。

そんなんで本命のポイントに合流した時は既に半闇が迫っていました。

34.5cmポイントを攻めるTanaさんをサポートする形で後ろからTanaさんのフライを見つめますが今日は留守なのか、反応無しで終了です。

とにかく雨が上がることを願いつつTanaさん常宿(?)へ移動し、明日に期待です。

<番外編>

9/13にTanaさんが闇世の中、ランディングした34.5cmの画が届きましたので紹介します。

因みにリールシートだけ見えているのはカムパネラのc4802。最初は倒木を釣ったかと思ったそうですが闇世の中、あの倒木ポイントでしかも2番ロッド、マジ良くランディングできましたね。(パチパチパチ、拍手喝采)

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久しぶりの吾妻小渓

2008年09月14日 | フライフィッシング

この小渓は、西陽が全く当たらないので涼しいかなと、思いきやさにあらず。結構、蒸してました。

水温はギリギリ17℃なので、何とかなるだろうとカズと交互にキャストを繰り返します。

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昨年来のココA川は、出水で底が洗われ岩盤むき出しの底や逆に砂で埋まった淵など大きく変貌してしまい、暫くは小さいのしか反応がありません。

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それでも16時を過ぎた辺りから魚が動き始めたのか、瀬の小さなスポットからカズが初物のヤマメを引き出しました。

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先行させてもらうとFlyaokiにも綺麗なヤマメが。

いやー、マジで久々のヤマメです。

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暗くなるまで交互のキャストを繰り返すものの、予想外に数は出ませんでした。

以前はポイントの宝庫だった流れも、今は虚しく荒れた流れに変貌してしまったせいでしょうか。

Max24cmを頭に4尾は、イブニングなのにチョット、寂しいです。

群馬も20日でシーズンの幕を降ろします。実質、今日がシーズン最後の群馬となることでしょう。

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四度、南アルプスへ 3日目(最終日)

2008年09月12日 | フライフィッシング

さー、今日は早いモンで最終日です。

朝一でバス停まで戻り、そこから上流を目指す予定でしたが前回のこともあり、同泊のFFM情報で小屋の上流へ入ることとしました。

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初日に500m位まで入っていたので足早にその奥を目指します。

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Yanaさんが今日の初物を掛けますが、「殆ど白点無しの純血オンリー」との話しとは違うハイブリッドでチト、ガッカリ。

コノ奥に話しどおりの「釣り堀」は、ホントにあるのか不安になってしまいました。

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天気、シチュエーション共に最高なんですが魚のサイズが上がりません。

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たまに「純血?」と思わせる綺麗なイワナが出ますが残念ながら純血ではなさそうです。

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10時を回ったので魚の活性に期待し、更に遡行を続けます。

「釣り堀」を信じて。

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トリカブトって、標高の高いところに群生するのでしょうか、鮮やかなブルーの花が一際目立ちます。

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「釣り堀」が近くなってきたのかグッドコンディションの魚が増えてきました。

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この瀬でYanaさんが手招きするので近づくと、ライズ・ライズです。

二人で交代しながらキャストしますが一向にライズは止みません。

もしかしてココが「釣り堀」なんでしょうか。でも、話しでは「みな、26cmクラス」って、言ってた筈。。で、今のサイズは22cmクラス‥。もっと先なのかもしれません。

かなり掛けたところでバスの時間を逆算すると、そろそろ戻らないとヤバクなってきました。

またまた、後ろ髪を引かれながらラインを巻き取り、撤退です。

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小屋に戻り、トレッキングシューズに履き替え管理人Hさんに挨拶し小屋を後にしました。

ベンチでは「ぶー」がお見送りです。

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来た時より荷物は減っている筈なのに実感がありません。

歳は取りたくないですね。小休止と水分補給の回数は着実に増えていました。

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小屋を出てから2時間チョイでバス停に到着。正直、やっと安堵です。

バックパッカーは辛いですが何とか要領も掴めてきたので来年は3回位は行けるかもしれません。(痩)

Yanaさん、次回は寝具付き4,000円コースも視野に入れましょうね。(笑)

<番外>

俗に言う「サンマイワナ」の尺が出ました。

Yanaさん曰く、「サンマじゃなくてウナギだね!」。

ごもっとも。

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四度、南アルプスへ 2日目

2008年09月11日 | フライフィッシング

昨日までの最高気温が22℃で最低気温が今朝の2℃。その差、20℃なんて考えも及びませんでした。

管理人さんが朝一で出してくれたストーブのお陰で室内温度は8℃に上昇も、中々ストーブの傍から離れられません。

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陽があたる8時チョイ前までウダウダし、やっと重い腰を上げシッカリとグラブを嵌めてから下流へ向かいました。

前回と同じ斜面から堰堤上の流れを目指します。

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やはり前回より水は若干多いようですが前回魚に走られちゃった瀬に、魚の気配はありません。

イイポイントからも魚の反応はなく、ヤナ予感が‥。

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しかし、陽が射している瀬で#12CDCカディスに出てくれてからは不安も解消です。

因みにホコリみたいなミッジへのライズも頻繁です。

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10時を過ぎると魚の活性が上がったのか、サイズも数も上がってきました。

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それにしても最高の天気です。

姫川では雨に祟られましたがココでは心配無用のようです。

やっぱ、Yanaさんが一緒だからでしょうか、雨男返上は様子見とします。

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贅沢とは分かっていますがアベレージの23cm止まりにチョット不満?。

ランディングネットを使う魚が出ませんねぇ。。。

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小屋に近いコノ瀬ではライズがバンバン。

フライをとっかえ、ひっかえして6連荘でした。

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今までYanaさんとかなり、一緒させていただきましたがツーショットは、初めてかも。

コレって一種の余裕(?)なのでしょうか!?。

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イブニングが近づき、視認性優先の#14バイオットパラシュートには小さいながらも限りなく純血に近いヤマトが出てくれました。

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締めくくりは無理やりネットを使ってランディング。

目視25cmを確認するため、メジャーを当てたら27cm!。

目視って、結構いい加減なモンです。加えて魚に失礼なことをしてしまいました。

Yanaさんと合流し、小屋に戻ると新客2人が設置されたばかりのコタツに潜り込んでいます。同類のFFMのようですよ。

挨拶がてら話し掛けると、今日バス停から一機に小屋まで来て、昼から上流へ入ったそうです。で、かなりイイ思いをしたそうなので頃合を見計らって情報を聞き出そうと思います。(笑)

消灯はヤッパ20時、もー寝るしかありませんね。

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四度、南アルプスへ 初日

2008年09月10日 | フライフィッシング

徒歩の基点となるバス停で降りるも、乗り継ぎ時間が少なく朝飯は未だコンビニ袋の中。荷物減らしも兼ね朝飯タイム。

因みに、ココで降りたのは自分らを含め4人でした。

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7時40分、目的の山小屋に向けダラダラ登り8kmの林道徒歩の始まりです。

ただ、前回のダッフルバッグと違いバックパックは体にフィットするので同じ15kgでも背負った時の重さ感覚が全然違います。

50歳を過ぎ、しかも年に数回しか使わないのにバックパックまで調達しちゃうんですから、病気をどころか”バカ”としか言いようがありません。

でも、それだけの価値があるのも事実です。

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天気は快晴。

気温は20℃近くになっても標高1,800m超では快適そのもの。

最初の1時間は快調に歩を進めたのですが‥。

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小屋が近くなったことを知らせるガレ場辺りからさすがに肩が逝かれそうになってきます。

アト1km、肩の痛みを堪えフラつく足元に気を付け確実に前に進みます。

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10時10分、2時間半でやっとこさ、小屋に到着です。

1時間半の休憩後、受付を済ませ、小屋の前の穏やかな流れへ向かいます。

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で、コノ魚ですから疲れもふっ飛んじゃいます。

ただ、腹の上部に若干の白斑点を纏ったハイブリッドなのがチト残念です。

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程なくして二俣に到着。

Yanaさんは左、Flyaokiは右にと分かれて入ってみました。

共にココからは未知のエリアですが、どんなサプライズが待っているのでしょうか。

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相変わらず魚は濃く、限りなくヤマトに近いのですが純血ではなさそうです。

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背中だけ見れば{ヤマト!」と、言えるのですがチョット目線をずらすと、小さいですが薄っすら白い点々が。

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ともあれ、全て尾鰭がデカく引きが強いので楽しくない訳がありません。

これだから、15kgも8kmも我慢できちゃうんです。

陽が落ちると一機に気温と明るさが落ち、恐怖心も募ってくるので16時半にラインを巻き取ります。

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Yanaさんと合流し、状況を確認すると左の沢も反応良く、300mしか進めなかったとのコト。

初日のため半日しか遊べませんでしたが密度は濃かったです。

見た目質素でも美味い夕食度、小屋の中へ。

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シュラフを広げていると、「ぶー」がすぐさま寄ってきて、20時の消灯まで疲れた体と心を癒してくれました。

電気が消えると同時に夢の中‥、の筈が上下フリースで完璧かと思いきや、想像以上に寒く背中が温まるまで寝れないではありませんか。

2週間前のテント泊を基準としたのに、ココまで寒いとは‥、次回のパッキングのコトを考えていた筈なのにその後の記憶がありません。いつの間にか爆睡してしまったようです。

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北アルプスリベンジ 2日目(最終日)

2008年09月08日 | フライフィッシング

道路の反対側の姫川本流はカフェオーレ状態です。

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状況は定かではありませんが、当初の予定通り新潟エリアのK川へ行って見ることに。

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遥か彼方の谷底の流れは若干、濁っているようないないような。

高所恐怖症にはこれ以上、覗き込むことは出来ません。(泣)

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車止めの発電所まで来ると、いい塩梅の流れになってます。

何時もなら朝飯も摂らず、流れに降り立つのですが、5分おきに頭上のパトライトの回転と同時にスピーカーから流される、ダム放水による急な増水喚起アナウンスにイマイチ、踏ん切りがつきません。

葛藤の末、他に移動しようと諦めた時、眼下に魚を発見してしまったのです。

そそくさと支度し、ゲートの横をすり抜け上流に向け歩いちゃうんですからある意味、釣師の性は怖いですねぇ。

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比較的大人しい流れですが降りるルートが中々、見つかりません。

それでも退避できる場所のあるガレ場から流れに降り立ち、何かに怯えながら(笑)昨日からのアントパラを巻き返しにキャストすると、

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一発目に出ちゃいました。

その後もコンスタントに出はしますが、なんせサイズが‥。

ふと何かの視線を感じたので対岸に目を向けると、橋の袂に動くモノが。

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カモシカです。

因みに奈良公園のシカはシカ科ですが、ニホンカモシカはウシ科なんだそうです。

しかし、クマでなくて良かった。(汗)

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陽も高くなり遮蔽物のない川原は灼熱状態。

イワナの川ではありますが標高350m余りしかないので暑くてたまりません。

きっと、イワナも同じでしょうね。

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日陰を狙ってもこのサイズしか出ませんし、悔しいサプライズもありません。

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途中、関東では目にしない堰堤に到着。

小さいのが幾つか浮いているので遊んでもらおうと思ったら、しっかりCDCカディスを見切ります。

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#16フライングアントでやっとフッキングさせるも、やっぱ小さかったです。

我慢の遡行もガレで流れが浅くなってきたので一旦、林道に上がり、先へ進んでみることに。

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暫くV字谷が続き、林道もかなりスリリングの連続にいつの間にか汗が冷や汗に。

開けた場所に出ると案の定、大きなガレ沢が出現です。これでは大雨の度に、流れを塞いじゃいますよね。

こうなると、変なもんで釣は二の次。先がどうなっているのか確かめずには居られなくなってきました。

二俣を過ぎると、極端に水が減ってきたので事前に調べた取水堰が近いことが伺えます。

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急な坂を上ると、ありました。取水堰が。

その上流は、見事な流れの復活です。

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辛い思いをしてココまで来たのに、時既に15時。勢いで歩いてきたけどゲートまで相当距離があるはず。

季節は既に秋。陽が落ちたらあの林道は小心者には歩けません。当に後ろ髪を引かれる思いで、流れに背を向けました。

これまた、何かの恐怖心から早足でゲートまで1時間半、4時半過ぎに戻ることができましたが、結果論として、「1時間だけやってくりゃー良かった!」の後悔しきり。

朝見た流れで憂さ晴らしのイブニングでは胸鰭ナシ君のオンパレード。二桁全て白斑点の放流君のみ、ちゅーことは最近、成魚放流をしたようです。

体力の消耗が激しく、放流君でテンションも下降の一途。明日も予定してましたが明後日から南アルプスが控えていることから一日早め撤収です。

見事に返り討ちを喰らってしまいましたが、来年のリベンジを心に誓い長野ICを目指しました。

ところで通勤割引時間に間に合うかなぁ‥‥。

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北アルプスリベンジ 初日

2008年09月07日 | フライフィッシング

日曜日だというのに林道にはらしき車が全くなく、逆にヤナ予感‥。(汗)

前回、頭をハネられた場所から入渓を予定も、でっかいイタドリのトンネルで行く手を阻まれ、広場まで入れそうにありません。林道がススキのトンネルと化した先を進むしかないようです。

植林された広い場所に車を止め、例の場所まで歩き因縁の?流れに降り立ちました。

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前回の雪代なごりの流れに比べると、若干大人しそうに感じますが思ったより水は多いかなって、感じです。

まずは信州限定オニギリを食ってかかることに。

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CDCカディスにいきなり飛び出したのは、このサイズ。

まー、バラシで始まらなかったことでヨシと、しましょう。

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やなジンクスを回避したお陰で、直ぐにマズマズのサイズをランディング。

意外と今日はいけるかも!?。

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ところがドッコイ、発電所の放水口まで全く反応なし。

おまけに放水口を過ぎると貧弱な流れに。ただ、反応はイイです。

小さいのばかりで油断してたら、イイのをアワセ切れ‥。

パラダイス区間は短く、直ぐに堰堤に行く手を阻まれてしまいます。おまけに堰堤下はタタキで勝負あり。

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難儀な薮を巻くと、その上はお決まりのダラ瀬。重い足取りで橋を越えると景色が一転です。

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雰囲気はあるも底石が少なく、魚の気配なし。更に岩には濡れた足跡らしきも。

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それでもパラダイスを信じ、女性的な岩をおっかなびっくり攀じ登って先に進むと、何やら原色を纏った集団が‥。沢登のグループです。

これでは先に進む訳には行きません。清く撤退としますが、どう登ってきたのやら。080907no10

ルートを選択していると岩の彼方此方にコンナンが。

素手で登ったのを後悔しても、後の祭り。

上から見ると足の置き場のない滑らかな岩に、マジで”沈”を覚悟しました。

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開き直ったのが結果的に良かったのか、大胆なトレースで”沈”することなく広河原へ。

山の傾斜で反対側にも流れがあるのではないかと草ボウボウの林道に潜り込むとささやかな流れに遭遇。

とりあえず入ったのはイイけど、8ftのロッドに全長16ftのシステムでは如何せん、効率が悪いです。

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それでも意地でこのサイズを数尾掛けたところで、ストレスには勝てずさすがに撤収です。

林道に上がった辺りから激しい雨に。途中、木陰で雨宿りも一向に弱まる気配なし。意を決し、急いで車まで戻り一安心。

その後、弱まる気配がないので他の川を見に行くも既に濁りが入っちゃった流れもありで遂に戦意喪失。

道の駅で仮眠。が、目覚めると時既に18時を回っていて今日はジ・エンド。そのまま、爆睡へ。

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