2020年は何と言っても新型コロナウイルスに翻弄された1年でした。いずれ収まるだろうの甘々思惑は見事に裏切られ、4月には良く分らない緊急事態宣言なるものが発令され、収束どころか秋には変異型まで発展し先が見えないまま勢い増して2021年へ・・・・。
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まだまだ危機感のなかった1月、2月のレギュラーシーズン前は、例年通り神流川と潤井川で呑気してました。
神流川のハコスチには4回(日)。
富士山の向こう側、潤井川には車中泊での1泊2日を三回でトータル6回(以下、日に統一)。
最後に念願だった大物美形を掛け、レギュラーシーズンへの弾みに。
そして3月、レギュラーシーズン開幕です!
解禁日(1日)より神流川のC&Rエリアでドライ三昧。
翌週には恒例の蒲田川へ車中泊3泊。今年も雪があったのは安房トンネル前後だけでした。
ドピーカンで雪もなくライズはいつも通りバンバンあるのに・・・・、厳しい中、蒲田初物君やっとこさでした。
ストマックを採って納得。ハッチしてたカゲロウはフライ(18番)より二回りも小さい20番以下サイズですもん。
翌々週には小さいの持って再び蒲田へ。
ケチケチ遠征なので、やっぱり車中泊2泊です。
3回目の蒲田に向けフライ量産で準備してると、タカを括ってた新型コロナが愈々猛威を振るいだし釣りどころじゃない雰囲気になったと思ったら、遂に!
4月7日、まさかの緊急事態宣言が発令されちゃいました。
ここまでで「22/60」は、達成率30%超。
今年こそはの年間60日釣行は間違いなく達成できるロケットスタートだったのに、3月27日の蒲田川を最後にポンチキと一緒のステイホームが始まったのでした。
が、しかし! 我慢も限界? 葛藤の末、「行きも帰りも何処にも寄らず人にも会わずなら問題ないんじゃね」、・・・ってことで、お山へ潜り込んじゃいました。
当然、事故や怪我は医療機関への大迷惑になるので、運転も遡行も安全第一を心掛けたのは言うまでもありません。
4月下旬のイワナは高活性だったものの、もう一つの楽しみである山菜は芽吹きが遅く、昨年に比べ春はまだまだって感じでした。
その後は再度ステイホームで大人しくGWを過ごすもあの遅れてたタラの芽が気になり、再び直出直帰で前回のお山へ。
道路脇は殆ど採り尽くされてたけど藪に入り込んで春の恵みGet。自然に感謝です。
お昼は当然、かーちゃんが握ってくれたオニギリです。
序に(?)ちょいキャス!
4月、5月でトータル3日の「25/60」、一番イイ時季なのに・・・・、この時点で60日は諦めました。
6月は昨年末から準備してた北海道遠征。とりあえずニンフ各種とシケーダーを相当巻き溜めました。
昨年はフェリーの欠航とかあって消化不良に終わったことから16日間を予定し、気が早いけど昨年末には車中泊以外の宿予約も全て完了です。
行くか行くまいか悩んだ末、
6月6日19時45分、22食以上の食料を車のリアに詰め込み大洗港を出港しました。
大物実績の本命河川は、昨年とは打って変わり雪代轟々。
そ、そんな・・・
夢にまで出てきてた大物には巡り合えないものの、期間約半分の車中泊は天気に恵まれ連日快適な時を過ごすことができ、大物は釣れなくてもテンション下がることはなくホント助かりました。
中日1日だけ ”ぽっぽや” のロケ地で竿休めしただけで、11日間ロッドを振り倒すも目論んでた2年振りのロクマルは残念ながら次回に持ち越しとなりました。
ありがたかったのは、お世話になった宿のさんたりさん、勝造さん、熱中ゲストハウスさんが、暖かく迎へ入れてくれたこと。更に来てくれたことに感謝してくれたことでした。
ご時世がら迷惑かな? を一番危惧してたので一気に気持ちが晴れました。気持ち良く過ごさせていただきありがとうございました。感謝しかありません。
北海道へ行けたこともあり進捗率50%越の「36/60」。緊急事態宣言も解除されたのでこれから挽回か~!
ところが、・・・新型コロナの猛威は衰えることを知らず、7月に入っても人の居る所へは行けず、Tanaさんとゲートの奥へ。
一番イイ時季でもあり、新型コロナと上手に付き合い始め、さーこれからが本番と喜んだのも束の間、自然の気まぐれには勝てず。
近年空梅雨が続いてたのに今年の梅雨は7月、ずーと降りっ放しで1日しか行けず。
異常だった梅雨はナ・ナ・・ナント、8月の第1週まで明けなかったんですね。そんなんで水が落ち着くまで行きたくても行けず状態が8月中旬まで続くことに。
そんな状況にもかかわらず、やっぱり病気なのでしょうか? 我慢できず支流の支流へ。
イワナは期待せず美味しい珈琲をいただくことをサブミッションに(笑)
梅雨が明けたら明けたで、今度は猛暑日の連続です。
川越じゃないけど40℃越の地点があったり、関東上陸台風1つもなかったりで、今年の天候も異常でしたね。
そんなんで避暑も兼ね、3,000m級の山々を水源とした初めての谷へTanaさんと遠征してみましたが、久々の夏山山岳渓流はやっぱ最高!
来年はテント背負っての釣行をその場で即決しちゃいました。
梅雨の長雨、猛暑日の連続であっという間に9月になっちゃて、愈々レギュラーシーズン最後の足掻き月間になっちゃいました。
秋の荒食いを初めて経験した後は、気持ちだけは忘れない大物狙いの北海道です(笑)
6月に大水で入れなかった大好きな流れを結果は別として、Tanaさんと謳歌することができました。
行けばそれなりのが釣れる時代は、当に終わっているのは分かっちゃいるけど期待しちゃうのが、おバカなオヤジ2人組。
でも、ロクマル超えは間違いなく居るので、また来年も行っちゃうんですねー。
ヒグマの糞には相当遭遇するも当事者に会うこともなく無事戻ってこれてレギュラーシーズン終了です。ここまでで「47/60」。
目標の60まであと「13」、・・・・冬季釣場でもしかしたらいけるか!?
9月まで関東地方には一個も来なかった台風襲来、上陸はしなかったものの結構な雨をもたらし神流川の冬季釣場は2週間延期させられちゃいましたが、10月23日無事(?)開幕です。
オープン初日は水が多く全体的に不調も徐々に何時もの状況に落ち着きました。
11月になると富士山の反対側の湧水の川も二度目の解禁です。
今年は2年振りに芝川へも行ってみましたが、渓相も昔に近いところまで回復し魚もイイのが入ってて、かなり楽しめました。
シーズン券でリーズナブルな潤井川は、昨年不調だったライズが今年は朝からあったりでBabypara&8Xデビューもできてこっちも相当楽しめました。
12月になると冷え込みが厳しくなりドライはイイ時間帯だけとなりましたが、通うに値する潤井川と芝川は11月、12月トータルがそれぞれ4日、2日となり、神流川のハコスチに至っては6日。
その結果、29日現在で、「59/60」とアト1日足らず、残念!(ホントは30日にコンプリート&竿納めを目論むも神流川は休業日ですって😢)
何だかんだありましたが、このコロナ禍に近年最高の59日も釣りできたことは自分でも驚きです。しかも大きなケガもなく過ごせたこと、もう感謝しかありません。
携わりいただいた皆々様、本当にありがとうございました。この場をお借りし御礼申し上げます。
本年も残り僅かとなりましたが、最後まで気を抜かずお体ご自愛し、良い年をお迎えください。
2021年はコロナが収束しますように。