今日は、4時起床で5時から歩き出しました。
幸い、昨晩の雨は夜半には上がったようで天気予報どおり今日はイイ天気になりそうです。

歩き始めて40分、最上流に近いのにこの流れ、この先大きな分岐も無いので水量減る要素なし。
う~ん、ちょっと厳しいかもしんないけど進むしかないので更に登山道を歩きます。

歩き始めて2時間、目的の場所じゃないけど暫しクールダウンとコーヒーブレイクで、どーすっか作戦会議です。
思った以上に水が多いので何処まで進めるか皆目見当がつかないのでココから釣ることにしたのですが、

如何せん、ポイントなさすぎ。
石裏の小さな反転流をメインにフライを置いていきますが、手前の流れにメンディングが追いつかずTanaさん共々厳しい遡行が続きます。
唯一の反応も掛かりが浅く直ぐにバレてしまいました。
今まで半信半疑のキャストだったのが、居ることが確認できたのでテンションあげあげも束の間、目的の堰堤手前30mで遡行不能になっちゃいました。

対岸への渡渉ができないのが痛いです。
まだ時間も早いのでどうすっか思案、ダメ元で対岸の登山道から堰堤上へ出ようと言うことになり一旦川を下ります。

あらためて対岸の登山道に取り付くも想定外のアクシデントが待ってました。

前回通れたガレ場が岩ではなく細かい砂礫斜面に変貌してたのです。

眼下には目的の堰堤が見えてるのに砂礫の斜面に一歩踏み出すとズルズルと砂礫が滑り落ちる最悪の状況です。
強引に突破するか安全第一で撤退するかの二者択一。
ココは考える余地ないですよね。残念だけど安全第一の後者でしょうと言うことで、またまた2時間掛けて登山道を戻ります。

自然の力には逆らえません。逆らえば当然リスクが、遊びにリスクは要りません。
イワカガミでしょうか、来るときには気がつかなかった花にも目が留まるほど気持ちは吹っ切れてました。

ただ、そのままウェットソックスを脱ぐほど素直なジジイではありません(笑)
足はパンパンなのに初めての沢へ潜り込んでみました。

先ずはボウズ逃れ、っと。

水も多く難儀な低木も多くキャストは簡単じゃありませんが、魚は居ました。

ただ、サイズが延びません。

Tanaさんも同じく。
暫く進むと大岩を配したダイナミックな渓相になってきて、既に体力の限界を迎えつつのジジイ達は足元が怪しくなってきてるのでケガする前に今回は撤収としました。
ただ、水が落ちれば魅力的な渓相なので次回はメインで攻めたいと思います。

最後は大人しい流れで〆ることに。

イイ感じになってきたところで、今日も雲行きが怪しくなってきましたよ。
もう、今日はキャパ以上に遊んでるので未練なし。雨が落ちる前にラインを巻き取りました。
最終日の明日は朝から雨とのこと、最悪は早帰りだねーとノーテンキな会話しながら宿へ。
さー、温泉♨。
温泉最高!!