2回目最終日の朝は、雨音で5時半に起こされちゃいました。確か予報では10時頃からじゃなかったっけ?
昨晩寝る時まで三日月や星がバッチリ見えてたのに雨雲の動きが早まったのでしょうか、外に出てみると幸いにも降り出したばっかで今のところ降ったり止んだり。こりゃ、早めに動き出した方が無難そうです。
朝飯はチャチャっとアンパンを牛乳で流し込み、7時前にやってきたのは性懲りもなく昨日散々痛めつけられたポイントです。
ココの雨での経験則は少なく、前回の雨は強風も手伝って散々でしたが、今日は果たして吉と出るのでしょうか。
不覚にもレインギアを忘れちゃって防寒用として持ってきた「h2no」、何とか半日持ってちょうだい。
そもそも元来レインジャケットでもあるんですけど、周知のとおりこの素材は耐久性(剥離)に問題があり3シーズン持たないのです。同素材のウェーダー6着も同様でカスタマセンターへリサイクル用に送ったほどです。
さて、余談はこのくらいにして小雨の中、最初のポイントへ。
雨の波紋はあってもライズはありません。それでもフライを流すと透明度の低い流れから黒いのが真下から突進してきます。
果たして何回そんなチャンスがあってでしょうか、・・・・打率で言えば0.00です。
その上流の特級ポイントでも同様で2回ほどテンションを感じたものの、やっぱり0.00・・・。
終いには何を投げても浮いてこなくなっちゃって、ダメもとで#20CDCピューパを岸際に投げたところで、
やっとです。
後で画像のデータで調べたところ、始めてから2時間後の10時過ぎでした。
散々痛めつけられた後のボウズ逃れに嬉しさより安堵したのが正直なところでしょうか、ストマックも採らずそそくさとラインを巻き取る自分が(笑)雨粒も大分大きくなってきたしね。
もう今日はボウズも回避したし、このまま道の駅で着替えて帰ろうと車を走らせていたんですが、C&R上流部に一台の車も止まってません。
ここなら直ぐに上がれるしチョットだけ。悪い虫が疼いちゃいました。
ところが大正解!!
さっきまでの状況がウソみたい。ライズ、バンバンです!!
ちょうどハッチが始まったのか、まさにパラダイス。
この際サイズは関係ありません。
それでもココまでの打率は、3回に1尾の3割程度。うーん、関東じゃ考えられない低打率。
たまにドラッグフリーでゆっくり流れると打率は上がります。
が、そう流すのが難しいんですよね、ココでは悪戯にティペットを長くするよりも如何に自然に流すか、無難なのはダウンで流せるポイントと風向きで打率(釣果)が左右すると思います。
やっぱり雨が味方してくれたのでしょうか、大きいのも浮いてくれました。
ココでヤマメ君の尺サイズは初めてです。
ライズは続いてても打率は下がる一方、終いには1割切ってたんじゃないかな。
お約束のニジマス君が出たところで、時間もお昼を回ったので正真正銘、ホントに上がります。
しかし、たまたまなのか雨も幸運をもたらすんですね。往生際が悪くて「吉」と出たの、何時以来でしょうか(笑)
あのまま帰ってたら、普通の渓流なら雨は歓迎なのに、ココの雨は「=良くない」がインプットされちゃったでしょうね。
釣れなくても魚は一杯いるので、本格雪代前にもう一回来れるとイイな。いや、絶対来ようーーーと。(と、独り言をのたまいながら13時過ぎに帰路につくのでした)
ふぅ、2回目これにて完結です!
-----------------------------------ーーー
そうそう、ジャケットですがナノパフ着てたので冷たさは感じませんでしたが、直下のベストは肩から背中までがやっぱり濡れてました。
個人的な見解ですが、自分の中での浸透性防水素材はメンテも含めゴアテックスが最強マテリアルかと。因みに、シ〇スのクラシックガイドウェーダーは14年選手でシームの補修はしたけど未だに使用に耐えてますモン!