2時半にTanaさんとの待ち合わせ場所に到着も既にTanaさんは爆睡状態のようです。とりあえずドタバタで忘れ物をしないよう、Dパックにウェーダーとシューズ、リールそしてベスト一式を詰め込み、3時に仮眠体制へ。
4時半、Tanaさんのウインドノックで目が覚めます。
半分寝ぼけてたのでその時の会話は全く覚えていないので、寝る前に準備しておいて正解ですね。ん? どっかで”そんなん、家で準備しとけ!”の声が聞こえたような‥。
気のせいか若干残雪が多いような気もしますし、流れ込む支流の水量も半端ではありません。
眼下の本流はガンガン流れで、川通しの遡行すら厳しいかもしれません。
これでは本流は無理かもね。と、Tanaさんと話しながら軽めのザックを背負ってのトレッキングが始まりました。
何時もは涎の出そうな流れもこんな感じ。90%白い流れにポイントは少なそうです。
逃げ込んだ支流も結構な増水で水温も低いので太陽が顔を出すことを願ったのですが‥。
予想は間逆、雨が落ちてきちゃいました。
標高1,700m超、山の天気は変わりやすいので一時的だろうと、ポジティブに気持ちを切り替えキャストを開始したのですが。
魚は居るようなんですが、瀬に出ていないのと余り水面を意識していないようで反転流でも持久戦になっちゃいます。
堰堤下の1級ポイントでも水が多いこともあって、反応はイマイチ。
イワナ自らエサを追わず、直近を流れたモノにのみ口を使っている感じです。ナチュラルにフライを流せないスキルも手伝って、フッキング率は低かったです。
堰堤上のプールも然り。魚は全く浮いておらず底にへばり付いていて、浮く気配すらありません。
ニンフを流し込めば反応するんでしょうが、其処まではねぇ。
今日のMax、Tanaさんの27cm強もこのプールでしたが、どう見ても数、サイズとも落ちちゃってる感は否めません。
この水系で初めて監視員に声を掛けられたのですが、その監視員さんは年輩で髭を蓄えた妙にオーラを感ずるFFMでした。こりゃラッキーと状況を聞いてみると、「この上もまだまだ居るよ、バーブレスでリリースしてくれれば自粛エリアすらないし、大きいの居るけどフライを見切るから‥楽しんでね。」と。堰堤脇の踏み跡も来るたびに鮮明になってて、人の出入りも多くなって抜かれたのかと危惧しましたが、今の話をポジティブに、チョット安心しました。
一瞬、陽が射してミドリカワゲラのハッチと共にライズはあったのですが、直ぐに雨が落ちてきてライズも終了。リミットの14時40分、撤収です。
しかし、今日はエッサマン以来のDパックを背負っての遡行でしたが、スニーカーしか入っていないのに肩が凝ってどうしょうもありません。昨シーズンはウェーダーとウェーディングシューズで歩いたのですが、かなり辛かったため迷った挙句、履き替えることでDパックとしたんですが、さすがにトレッキングは快適も肝心のキャストが‥。
次回に向け小さな課題発生です。