N川の流れ目前の一等地到着時の気温は5℃、オマケに小雨。こりゃー想定外です。
予備に持ってきたフリースをレイヤードしても指先だけは悴んでじまいます。
水温を計ると8.5℃。とりあえず移動は免れそうです。
そうこうしていると、下流から二人のルアーマンが上がってきました。雑談後、コンビニおにぎりを頬張り、間を置いてから重い腰を上げ、準備に取っ掛かります。
若干多目の流れですが、流芯脇や石の弛みでは盛んにフライが突っつかれます。
正体は5cm程のヤマメ君です。丁重に未来の尺モノ君をリリースしていると明らかに違う魚がモコッと出ますが、ナントアワセ切れ。その次も、です。
忍野のままのティペットを交換してからはまともな魚の反応すらありません。
先行したYanaさんに追いつくと2尾、掛けたとのこと。
そこから先行させてもらい、必死のキャストを繰り返すも中々、イイ反応はありません。
辛うじて16cmをランディング。ボは逃れましたが残念ながら吾妻ヤマメではありません。
ハンドランディングのため手を水に浸けても然程、冷たさは感じませんが流れから離れると外気のせいで一機に痺れちゃいます。
素早くリリースしないとマジで手が逝かれそうです。
2尾目。これは背中に黒点が無いので吾妻ヤマメですね。
しっかし、この冷たい雨は想定外。
レインギアを持ってこなかったため、コンビニで調達したビニールコートをお守り代わりにバックポケットに入れたのですが、お守りではなく着ずには居られない状況です。
ジッとしていると寒さで体が震えてきちゃいます。
魚の反応も好転しないのでYanaさんを待ってから一旦、渓を上がります。
峠越えでK川へ着くと気温は3℃まで落ちてました。雨も液体から固体へ‥、ビニールコートで気分も萎え萎えです。
意に反し、一投目でフッキング。が、ネットに手を掛けたところでノーテンション。
何度もビニールコートの裾を踏み、コケそうになりながら2尾目を目指すもののその後は全く反応なし。
Yanaさんに追いつくも、N川と違い全く反応ナシとのこと。
もー、集中力が維持できないのと寒さも限界。熊笹林を掻け分け、撤収です。
教訓、コンビニレインギアは興醒め、テンションが上がらないどころか、イブニングでこんなのがユラユラしてたら仲間でもドキッとさせてしまうので絶対やめましょう。(笑)
それに長い裾を踏んづけると危険でもありますから。
釣行準備としてバックポケットには必ず専用のレインギアを入れておきましょう。(ハイ!)