Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

未知の渓 リトライ

2012年08月29日 | フライフィッシング

不明瞭な踏み跡踏破に1時間、渓伝いの遡行に1時間チョイ。

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で、やっと目的エリアの入り口である最初の難関に辿り着いたのは9時チョイ前でした。

前身から溢れ出た汗を拭き、クールダウンさせてからロッドを繋ぎます。

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ここに辿り着く前から魚影は確認してたので結果は直ぐに出ました。

サイズは別とし、初めての渓での最初の1尾は、正直、ホッとします。

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ほれぼれするポイントの連続に順調にサイズアップもしているものの、何か喜べない己が。

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ココまで来た苦労と一級ポイントの連続‥、なのに、このサイズはねー。同行の風鈴さんも同じ想いだったのではないかと。

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そんな想いが通じたのか、久々のカムパネラCM4803(通称、定年ロッド)を曲げてくれた泣き尺イワナ。

その後も3cm足らない色白イワナが出てくれましたが「本命」には会うことができてません。

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風鈴さんもイマイチ、納得のいかない遡行が続きます。

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手前から釣ってて、最後の白泡の切れ目ででたのも、泣き尺でした。

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”箱”を巻いて見下ろしながら、帰りもココを通るのかと思うと、複雑な心境でした。

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ポイントは最高なのに何故か無反応。足取りもだんだんと重くなってきてるのが怖いくらい分かります。

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ドラッグ回避の一技、ラインを岩に載せ、ナチュラルドリフトを心掛けても水面は割れず。

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気分転換に素晴らしいロケーションを改めて見渡すと、見慣れない花発見。見たことはあるんだけど、名前は‥。

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そうこうしてると時計は14時目前です。ココを最後として二人で両脇を攻めて終了とすることに。

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で、占めとなったのが、このイワナ。通称、「サンマイワナ」を掛けたの何時以来でしょう。

さー、ラインを巻き取り、ロッドを仕舞い来たルートをトレースして帰りますか。

この時、ジャスト、14時。途中、沢の水をがぶ飲みしたりして車に戻ったのは、17時チョイ過ぎでした。

今回は、予想以上のハードさ、デンジャラスさに見合う魚が出てくれなかった気がしてなりません。

もう一度チャレンジしたいけど、来月はツルベ落としの時期になっちゃうから、やっぱ来シーズンかな、風鈴さん。

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避暑の峪 その5

2012年08月25日 | フライフィッシング

最終日です。

6時までに主なパッキング終了。最後の3時間、どんなドラマが待っているのでしょうか。でも、慣れと油断は予期せぬ落とし穴に繋がるので兎にも角にも安全第一です。

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今日も雲一つない朝、午後一時の雷雨はしょうがないにしろ、3日間好天に感謝です。

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水が少ないせいか、朝一の水温がずーと、二桁なのは驚きです。

今日はたまたまなのか、1尾目をランディングするまでに20分も掛かってしまいました。

怠惰感、アリアリ?

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その後も先客でも居るかの如く、反応がイマイチ。

殺気0%の筈なのに?

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こりゃー、いかん。

と、目線を変え気を引き締めることに。すると、

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今日も出てくれました。

ただ、この後の一暴れでフックが外れてしまい正確なサイズは測れず終い。

こんな時だけ「ネットに入れとけば」と思うも、ここんところネットは携帯せず。学習能力なしなのです。

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リミットの10時には、まだまだ早いけどは、イマイチ集中できてない自分が居るようで‥。

これは明らかな黄色信号なのか、足元が疎かになり岩に躓き、何時ぞやのマリエットLTみたいに、ベリンジャーでも壊したら洒落にならないのでココで完全撤退としました。

テン場で乾いたテントを収納、ウェーダーを脱ぎトレッキングシューズに履き替え、無事過ごせたことに感謝し11時半下山しました。

前回も今回も思うこと、さすがにお昼時のトレッキングはキツく「もうイイや」と思うんですが、また来ちゃうんですね。

さすがに、次回は”来シーズン”だと思うのですが‥(笑)

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避暑の峪 その4

2012年08月24日 | フライフィッシング

一度くらい目が覚めたのか、記憶がないまま朝を迎えちゃいました。

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結露が嫌なので何時もこんな感じで寝るのですが、今回はシュラフのせいか爆睡できたようです。

こんな「自分撮り」は己も見たくないですがご勘弁を。

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ちょっと出遅れて、流れに降り立ちます。手前は気温10℃そこそこも奥は20℃に近いです。

不思議と魚の反応も明暗を分けてました。

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陽が射し込まない流れでも反応はするものの、サイズはヤンチャサイズ。ところが陽が射し込む流れでは、

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尺は無いかなと、メジャーを当てると28cm。全然足りません。

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今日のMaxになるかも知れないのでハンドランディングの画も。

ダメもとでCDCカディスをメンテし、同じ流れをトレースすると、

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今度は目視でも尺超えと分かるのが出ちゃいました。

先ほどと同じ場所に滑り込ませ、メジャーを当ててみると、32cmありました。

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さっきのと同じポーズもお願いしてみました。

4cmの差は尾鰭の垂れ下がり具合でしょうか。

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その後は集中力が欠如しちゃったのかアワセが決まらなかったりで暫し休憩。

因みに、今回のシューズはパタのリバーウォーカーにしたんだけど、ヤッパ硬い!

ソールを張り替えたとは言え、つま先が楽に曲がらないので斜面の巻きが辛いです。やっぱり、キャニオンウォーカーだな。

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テン場も近いので、堰堤下で粘るも上限はこのサイズ。

堰堤下は皆が狙うし、場合によっては抜かれちゃうので大きいのは留まれないのでしょうか。それとも、暗くなる寸前に動き出すのでしょうか。

そうこうしてるうちに空が怪しくなってきましたよ。

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今日も計ったかのように15時から雷雨、今日はお腹イッパイだったのでその前にテントに避難してました。

さー、チト早いけど夕飯の準備にとっ掛かりますか。

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今夜はこれ。

炭水化物の王様(?)、パスタはflyaoki的にはテン泊の鉄板なのです。

夕飯食べ、コーヒー飲みながら満天の星空眺めてても間が持てない‥、やること無いので20時、就寝です。

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避暑の峪 その3

2012年08月23日 | フライフィッシング

先々週の不本意な撤収のモヤモヤを振り払うため、またまた、20kgのバックパックを背負って行っちゃいました。

今回は寝坊をしてしまい、テン場での準備を終え流れに立てたのは12時チョイ前でした。

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前回も減水が酷かったけど、今回は更に酷いです。

川底が黄色っぽいのは苔の色、ラバーソールでは足場が気になり、釣りに集中できないでしょう。

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魚のプレッシャーも相当なモンなのか、突っ立ったキャストはご法度です。

遠目からの低姿勢キャストを心掛ければ結果はついてきます。ココまで来て大らかなキャストが出来ないのは不本意ですが、それだけ水が少ないと言うことでしょうか。

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ポイントが少ないので、数年前にカムパネラの#5を以てしても獲れなかった堰堤下に、アッと言う間に到着しちゃいました。

水が少ないだけじゃなく、昨年の台風で埋もれちゃったのか当時の水色はありません。

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数は出てもMaxは27cm。あの魚はもう居ないのでしょうか。

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左岸を巻いた堰堤上も状況に変化ナシ。このサイズに終始です。

そうこうしてると、空が暗くなりポツポツと。

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最初は無視できる雨粒も次第に大きさと激しさを増してきちゃったのと突然の雷が怖いので、近くの原生林の軒先に避難です。

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小降りになっても空が明るくならないので、間隙をぬってウェーダーを脱ぎ去りテント内へ避難したものの、20分後には何もなかったようにさわやかな青空が‥。

初日だし、また、ウェーダーに足を通す気力もないので、今日はこの流れでインスタントラーメンの夕飯としましょう。

因みに、今回のシュラフは予定どおり、モンテローザとしました。

「マルちゃん正麺」汁まで完食し、19時頃、何時の間にか就寝‥。

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避暑の峪 2日目(最終日)

2012年08月09日 | フライフィッシング

実は昨日、テン場傍の林道脇3個所に真新しい献花と線香の束を目にしていたことから小心者はイブニング諦め、早めの就寝としたのですが、如何せん、寝るのが早過ぎちゃって23時には目が冴えてしまったのです。

いろんな妄想が頭を駆け巡る中、ウトウトを繰り返し、やっと朝を迎えることができました。

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寝付けなかった理由に「寒さ」もありました。4時半のテント中の気温です。因みに外気は更に4℃低い7.5℃でした。

荷物の嵩張りを減らすため、夏用シュラフも新調したのですがのイスカのシャモニーでは危なかった。次回は秋用のモンテローザにしよっと。

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6時前にやっと陽が射し込み始めるもテン場が暖かくなるのはかなり先のようです。

貴重(?)なインスタントラーメンで暖と活力を充電し、イザ、渓へ。

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昨日退渓した堰堤上の岩場を慎重に降ります。

結構、 ”ワイルド” だぜ。

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流れに降り立っちゃいすれば優しい流れに終始、堰堤以外、巻く個所はありません。

ただ、異様に寒い! 指先は悴むし鼻水は垂れるしでテンション余り上がらなかったんですが、日の射した流れまで移動しキャストすると一変しちゃいます。

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瀬のど真ん中でも水が少ないせいか、このサイズが居てくれるのです。

その後も同サイズ連発、今日も絶好調です。

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ただ、如何せん寒過ぎ。

堰堤上で暫し日向ぼっこ。

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期待の最終堰堤下でも尺モノ出ずで一旦、テン場に戻り昼食タイム。

流木に掛けておいたベストに”マダムX”ことカミキリムシがこちらも休息中。

さー、午後の部はテン場下流へ行ってみますか。

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昨秋の台風でしょうか、過去の尺ポイントが埋もれちゃって、スケールが小さくなってたんですが、居てくれました。

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このエリアは大人し目のポイントだらけになっちゃったのに絶好調です。

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尺オーバー、3本も出ちゃいました。

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終点の堰堤下は、1級ポイントなのに5mm足らずで終了です。

時間はまだまだ十分過ぎるほどあるのですが今日は大満足。例のこともあるのでラインを巻き取りテン場へ戻ります。

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16時を過ぎると太陽が陰ってしまい一気に気温が急降下。この時期でもR1上下は必須です。なお、ミクロの吸血鬼「ヌカカ」対策として、フード付きがオススメです。それとハッカオイルもね。

明日朝のカロリーメイトとカップスープは悲しいかな手をつけられないので、今晩の食事はロールパン数個とバナナ1本、そしてコーヒーだけ? 侘し~い。

結局、食料が足りなくなり3泊は叶わず。明日は8時出発と決め、20時、就寝。不思議と2晩目は平常心で朝を迎えることができました。

今月、もう1回来るのでヨロシクね。

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避暑の峪 初日

2012年08月08日 | フライフィッシング

男子サッカーの試合に後ろ髪を引かれながら家を出たものの、何ちゅーことはない、ラジオでも放送してました。そして、高速道路走行中に結果がでちゃいました。さー、3位決定戦はおそらく韓国が相手になるでしょう、そして厳しい試合になるでしょうが頑張ってください。

眠気眼で歩き始め、40分程して休憩。‥何か、足りない‥。

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あっ!

オニギリ4個とパン2個、そしてレモンウォーター1本‥。コンビニ袋のまま車に置いてきちゃいました。

丸1日分の食料が‥、とても戻る気にはなれないけど、果たして3泊できんのか? まー、何とかなるでしょう。ってんで、テン場へ急ぎましたが、テン泊釣行波乱の幕開けです。

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2シーズン共にしたシェルター型から脱却、他の出費を抑え(?)トレックライズを新調してみました。

背の低いシェルター型のテントは雨の日の居住性は最悪、昨年の大雨で決別を決意したのでした。

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悲しいかな、コレが今日の朝食兼昼食です。如何せん節約しないと3泊できませんから。

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肝心の魚はと言うと、かなりの減水にも関わらず、絶好調!! です。

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尺も時間の問題かと思いきや、そうは問屋が卸さず、行ったかと思ってメジャー当てても10~5mm足らないのです。

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こんな開けた流れなのに標高1,800mの成せる業? 気温は25℃で空気はサラサラ、当に”避暑の峪”なんです。

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このイワナも5mm足りませんでした。

でも、なんか今日は十分、満足です。

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3時間の睡眠と5kmのトレッキングで体はボロボロ、単に歳のせいかもしれませんが、この程度の退渓で足を止めること数回です。(やっぱ、アノ食事のせい?)

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テン場に戻る途中にてベリー発見!

ラズベリー? 葉っぱが違うような‥。

テン場に戻ると15時過ぎ。イブニングに打ってつけの時間帯にも関わらず、今日は体が言うことを聞いてくれません。

結局、17時過ぎにはシュラフに潜り込んでしまいました。そして、初日、終了‥。

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