不明瞭な踏み跡踏破に1時間、渓伝いの遡行に1時間チョイ。
で、やっと目的エリアの入り口である最初の難関に辿り着いたのは9時チョイ前でした。
前身から溢れ出た汗を拭き、クールダウンさせてからロッドを繋ぎます。
ここに辿り着く前から魚影は確認してたので結果は直ぐに出ました。
サイズは別とし、初めての渓での最初の1尾は、正直、ホッとします。
ほれぼれするポイントの連続に順調にサイズアップもしているものの、何か喜べない己が。
ココまで来た苦労と一級ポイントの連続‥、なのに、このサイズはねー。同行の風鈴さんも同じ想いだったのではないかと。
そんな想いが通じたのか、久々のカムパネラCM4803(通称、定年ロッド)を曲げてくれた泣き尺イワナ。
その後も3cm足らない色白イワナが出てくれましたが「本命」には会うことができてません。
手前から釣ってて、最後の白泡の切れ目ででたのも、泣き尺でした。
”箱”を巻いて見下ろしながら、帰りもココを通るのかと思うと、複雑な心境でした。
ポイントは最高なのに何故か無反応。足取りもだんだんと重くなってきてるのが怖いくらい分かります。
ドラッグ回避の一技、ラインを岩に載せ、ナチュラルドリフトを心掛けても水面は割れず。
気分転換に素晴らしいロケーションを改めて見渡すと、見慣れない花発見。見たことはあるんだけど、名前は‥。
そうこうしてると時計は14時目前です。ココを最後として二人で両脇を攻めて終了とすることに。
で、占めとなったのが、このイワナ。通称、「サンマイワナ」を掛けたの何時以来でしょう。
さー、ラインを巻き取り、ロッドを仕舞い来たルートをトレースして帰りますか。
この時、ジャスト、14時。途中、沢の水をがぶ飲みしたりして車に戻ったのは、17時チョイ過ぎでした。
今回は、予想以上のハードさ、デンジャラスさに見合う魚が出てくれなかった気がしてなりません。
もう一度チャレンジしたいけど、来月はツルベ落としの時期になっちゃうから、やっぱ来シーズンかな、風鈴さん。