これも焦燥感からなのか、思いつきに近い感覚で2月上旬に長良川へ。

22年前は多治見ICから一般道しかなく総距離450kmで辿り着いた郡上八幡も今じゃぁ、総距離400kmでしかも、390kmは高速道路なんですから便利になったモンです。高速降りたら吉田川の長良川合流点ですから。
定宿だった民宿「高橋」の下流側にあった郡上紡績は姿を消し、広い駐車場を構えたスーパーに変貌。それでも眼下の吉田川は当時のままのようでした。
1,000円高速の先行き不透明さが背中を押したとは言え、まさかの地でまさかの魚、2011シーズンの開幕です。

10日後は恒例の千曲川・川上へ。
通いつめて2シーズン目。引き出しが増えたせいかランディング数も格段に増し、最高のシーズンダッシュと思った矢先、最悪の出来事が‥。そう、「サンテンイチイチ」です。

生存人類が想像すらできなかった大災害にモノが止まり、人が止まり。ガソリンはおろか店の棚から食料品まで消えてしまった。
1ヶ月後、やっとモノが動き始めるも、ヘンな罪悪感からか人は全く動かず、消費もままならない自粛ムードが蔓延しちゃうし。これじゃイカンと身の丈行動?経済を少しでも回そうとプチ遠征。
ホントは、禁断症状からの自爆を回避するため、比較的近い都留管轄の桂川へ行っちゃたら‥。想定外のヒレピンレインボーに魅せられちゃってプチ通い。

GW、高速道路の規制解除を待って、喜多方へ。
雪代が納まっていないとの情報どおり、何処も彼処もガンガン流れ。一番の目的は「坂内食堂」のラーメンを食す、だったのでミッションコンプリート。でも、やっぱ、少しはマッチザハッチの釣りもしたかったなぁ。

5月中旬からはベストコンディションの川上通い。やっぱ、”千曲、恐るべし!”でした。
高速道路休日1,000円も6月19日で終了確定。その前に喜多方リベンジも返り討ちに。

6月、北海道へ。しかも2回。
勢いだけの行動は、案の定まんま、反省材料へ。自業自得?山積みとなった仕事に暫し押し潰されっ放しに。
肝心の釣況は、北海道も例外に漏れず雪代真っ只中。釣ってはいけない魚ばかりでした。
7月もパッとせず、生意気にも狙ってるのが「ロクマル」オーバーだから?。

恒例の南アルプスは、北海道の間隙で、やっと8月中旬にセッティング。
天気は悪かったがコレを逃すと2度目はナシ。強引にテン泊も天気予報通り雨、雨、雨。
翌日、Tanaさんが救出(?)に来る始末に。(笑)

8月下旬と9月中旬は再び、北海道。
9月は大雨にぶつかり消化不良。8月は狙ってたと一応のたまうも、正直あり得ないだろうと思ってた「ロクマル」超え。10年通って1、2本出ればのサイズが2年連続で‥。もー、ビックリです。
ただ、これから8年は全く「出ない!」かも。

東日本大震災だけに留まらない今年、自然の猛威は大雨と2個の台風までも‥。
毎年の締めは千曲が恒例も今年は、状況把握の意味合いしかありませんでした。魚野川本支流は春までの面影が無いくらいの変貌とのこと。千曲川も相当な被害があったらしい断片的な情報に業を煮やし、自分の目で確認しへ。
‥、想像以上の変貌でした。本流も支流も別の川です。魚は居るんでしょうが隠れる場所がなくなっちゃたので「カワウ」の絶好の餌場になる可能性、大。
堰堤下だけがポイントなので「カワウ」を逃れても「キープ派」が集中すれば解禁後、1ヶ月で魚が居なくなる可能性もまた、大でしょう。
いずれにしても来シーズンの解禁を迎えてからでないと、コノ辺は何とも言えません。

シーズン締めは、恒例の野反湖です。
ただ、今シーズンは秋が遅かったせいで11月まで4日間もやってしまった。そして、ノゾリレコードとなった「ゴーマル」オーバー出る!。来シーズンはちょっと早い段階から通うことを決意!?。
釣り以外の間接的イベントとしては、禁煙と昼の弁当持参が丸1年経過。東日本大震災で若干遅れちゃったけど、釣り雑誌の購読取りやめ。これで捻出されたお金は全て、北海道費用に取って代わったことになります。
先のことは分かりません。
が、願わくば来シーズンもこの延長上に居たいですね~。
-2011年11月某日-