恒例の川上へ向け、0時15分に家を出たもののSAで2時間、コンビニ駐車場で1時間の仮眠を余儀なくされ大深山橋を渡ったのは6時を回ってしいました。
昨秋に見たままの崩壊した流れを横目に、赤顔橋下の河原へ車を滑り込ませ、全く雪は無いものの氷点下10℃の車外へ一気に飛び出します。

果たして魚は残っているのか、これ程不安を抱えて迎えた解禁日は、初めてです。
昨秋は水も多かったせいで詳細が分からなかったけど、水が少ないこの時期、改めて見て、コトの甚大さを再認識せざるを得ませんでした。

今日の相棒は、某工房のデモロッドで8.6ft#4。ビルバランのトラウトクラシックに#5を巻いた組み合わせに、ニンフのドロッパーとしました。

赤顔橋下流の堰堤から大深山橋上の堰堤まで、我慢のキャストも浅くなった流れから生命反応を見ることはありませんでした。
直ぐにノーウェイトのニンフに取り換えるほど、全ての流れが浅いのです。あの水道管下も埋まってしまってました。

一旦、車に戻り軽く水分だけ補充し今度は釣り下ってみました。
中学校裏上流の堰堤プールもこんな感じで埋まってます。中学校裏は辛うじて水深を保ってましたが先客が居たので道路に上がり、スルー。
本郷橋まで河原に下りる気力も萎えたので、道路をそのまま擦歩き。

いつもなら数人が陣取っている、いや、いた、深瀬もご覧のとおり。一見深さを感じますが、せいぜい膝上で川底は全て小砂利で埋まってます。

橋下は、「こんなんだっけ?」的景色に様変わり。
もう、気力体力とも萎え萎え。車までの重い足取り後に待っていたのは、不貞寝の時間だけでした。(笑)

3時間の不貞寝の後は、マジ、思案。解禁日からボウズは、今シーズン全てにアヤがつきそうなので何としても回避せねば。
昨年までの”保険沢"も破綻(壊滅)を確認してたので昨秋、魚を確認していた山向こうの流れに移動してみました。

半分諦めていたので、ネットも持たず。冷や冷やモンの雪上ランディングです。(笑)
いやー、なんとか逃れることができました。実に9時間ぶりのご同輩、水鳥以外の生命感でした。

遡行も難儀な中、50m程で何尾かにテンションを感じさせてもらったところで再度、川上へ移動です。
もしかしたら"ライズ"でも見れるかも。って、んな訳ないか。
男橋から大深山橋までご同輩ゼロ。途中の流れに生命感もゼロ。己の気力もゼロ。
空しいカップラーメンの夕飯後、19時消灯でした。