今日は、Nitoさんプレゼンの未踏山岳渓流なんですが天気予報がイマイチなのと前夜の雨量が気になったのも事実です。如何せん前回の標高600m新緑エリアとは異なり、1,000m超の流れなので水量と気温でコンディションは雲泥の差になっちゃいますから。
幸いにも高速を降りる頃には青空も広がり、買い出しで寄ったコンビニのレジのお姉さん?情報によると昨晩チョット纏まった雨が降ったとのことなので、然程心配することはなさそうです。と、この時はテンション急上昇だったのですが‥。
山道の入口に着いた時は、ジットしていられない程の寒さです。車内で朝食を済ませ、そそくさと着替えずにはいられませんでした。
寒がりのため、暑けりゃ脱げばいいのレイヤードでNitoさんの後へ。
ドライシャツ、キャプリーン4、R1そしてウォータージャケットまで羽織ったため、さすがに流れに降り立った時には汗が滴り落ちました。が、汗が引くと一気に体が冷えてきてジャケットを纏わずにはいられません。
イイ感じの流れとNitoさんをバックに、共にナチュラルフィールドデビューのハリスバンブーとビルバランの記念撮影。
心配した水量もNitoさん曰く「前回と同じかな」ちゅーことで大安心したのですが陽が射し込む頃から吹き出した山風が冷たい冷たい。
開始から2時間、二人共々全く反応がありません。
頼りの巻き返しも風で飛ばされた新芽屑で塞がれ、お手上げ状態です。
それでもポイントは最高だし、先々のポイントへの好奇心から心が挫けることはありませんでした。実は、イイ型のイワナを目にしていたのも挫けなかった要因の一つです。
開始から2時間半後の10時、小さいものの初イワナをランディングでとりあえず「ボ」回避っと。
ハンドランディング故、この時期で5秒くらい水に手を浸けてから魚に触るのですが今日は5秒でもキツク感じました。
迂回追い越しする時だけ流れ以外の景色を意識できるのですが、さすがに高度が上がったからでしょうか、木々の緑が小さくなってます。
一時、ライズもあってバタバタと釣れたプライムタイムもこのイワナを最後に終わってしまったようです。
冷たい山風、しかもキャスト出来ないくらいの強風に、さっきまでウロチョロしていたクロカワゲラみたいのも姿を消しちゃいましたしね。
少し我慢の遡行を続けましたが風も止むことなくオマケに雨まで落ちてきて‥、遂に集中力も切れちゃったので昼食タイム。
メニューは、何時ものパターンです。(笑)
でもフルレイヤードでもジットしていると寒く、フィンガーレスグラブを持って来なかったことを後悔すること頻りでした。
あまりに寒く魚の気配も感じないので水温をチェックするとプライムタイムでは8℃だったのに今は、6.5℃しかありません。
目線の先には何やら白いモノが‥。
このエリアでコイツですか、やっぱり今年は異常ですよ。
二人ともモノ好きというか、その先見たさで雪渓を抱えた滝を巻くため、未だ寝たままでツルツル滑るクマザサ斜面を必死でよじ登ります。
で、その先の流れはと言うと、‥滑滝の連続でした。さすがのモノ好きもこの光景に顔を見合わせ「今日はココまで」で一致。でも「今日は」が付いてるところがおバカさ、丸出しです。
約2時間掛けて戻るもお互い消化不良は明らか、どちらともなく「K川へ行こう」で、山向こう目指して車を走らせました。
この時既に15時半を回ってました。(笑)
標高900mでも南斜面のK川は16時半でも水温は10℃。気温は低めも風は全くありません。
時間もないので早速#12CDCカディスをキャストすると。
答えは直ぐに。
ただし、5連続バラシ後の初物ヤマメでした。
ランディングできたMax君。
結局、18時半まで楽しませて貰い軽く二桁超えはうれしい誤算。
終わり良ければすべて良し、と今日に限ってはすべきなんでしょうが最初のH川がやっぱり消化不良です。
帰路の車中で来月、リベンジを誓った、おバカ二人組でした。
Nitoさんありがとうございました。リベンジの前に次回は、シーズン未踏のS川ですよ!!