先週の「うらたん」で思い残すことなく竿納ができました。
小菅や神流川が気にならない、と言えばウソになりますが来シーズンに向け英気を養うこととしましょう。
諸々を整理する中、スカスカになったのFlyBoxを見て、昨年のデータのことを思い出しました。
「シーズン、どんくらいフライをロストしているのか」って、やつです。(HP「その日の出来事」2007をご覧あれ)
雑駁なデータは、
繰越数 : 433本
タイイング数 : 223本
現残数 : 476本
で、
ロスト数 : 180本
春と秋では、ニンフとドライの兼用なんて日もあるので厳密な値にはなりませんが、1日(1回)のロスト数が3.1本とはチト驚きです。
実感として、多い日は5~6本は枝や魚に持っていかれてる気がしていたので、もうチョット多いかなと思ってたのですが‥。まー、今シーズンは忍野等のシビアな釣り場へ行かなかったことが値を下げた要因かもしれません。
ミッジは昨シーズンの量産分で対応出来ちゃったので今シーズンは1本も巻きませんでした。
では、223本の内、ドライ197本はどんなのを巻いたか振り返ってみると、以下のパターンが99%となります。
フックはd82の#14。
シャンクが短いのでフライサイズは#16ってトコでしょうか。ハックル下部は90°にカットです。
ボディーカラーを変えたアカマダラもかなり巻きましたね。
コレもフックはd82の#14です。
ハックルは面倒なので巻かなかったのですがドレッシングは薄めのため、スケーティングは抑えられます。
シビアなライズには欠かせませんでした。
フックはd21の#16です。
#16は、5月まで。
スケーティングを抑えるため、ハックルを3回巻き下部は120°にカットしてあります。
ボディーカラーを変え、コレも相当巻きました。
フックはc46FW4XFの#12で見た目も大きくなりましたがキャスティング時の抵抗を軽減させるため、ハックルは省略です。
シーズンで一番出番の多かったのがこのパターン。4Xファインでライトワイヤーの割りにトラブルは、ゼロ。
マーカーカメムシのドハデさから一転、オーソドックスカラーのディアヘアーで巻いてみました。
フックは、CDCカディス同様、軽量のc46FW4XFの#12としましたが木々の写り込んだ水面では視認性が悪く、改良の余地あり。
来シーズンはリアルさの向上も目指し、ハックリングに工夫したいと思います。
。
ウィングやボディーのカラーを変えた、上記4パターンのバリエーションを増やしただけのタイイングしかしてなかったんですねぇ。改めて気づきました。
アントやパラシュートは出番が少なかったこともあり、ロストも少なく昨シーズンので間に合っちゃたからなんですがこれだけ特化したタイイングに終始したシーズンは記憶にありません。
歳のせいでイメージの貧困さとアグレッシブさが欠落してしまったのかもしれませんね。
来シーズンのマイブームがどんなフライになるかは分かりませんが、気が付けば今シーズンのフック調達本数は、ドライ用だけで2,120本。
ストック本数まで含めると、‥‥あと20年は巻くことができそうです。(自分でも己のバカさ加減に呆れます)