SS東京のカメラマンEさんと5年ぶりにお会いしました。また一緒に仕事をすることができて、とてもうれしかったです。
建築工事が終わると竣工写真というものを撮ります。なかなか思い通りのカメラマンを使ってもらえないのが現状ですが、今回はSS東京でお願いすることができました。営業の方とアングル等の打合せをしていて「ではカメラマンは」と聞かれたので、こう答えてみました。「私、Eさんの写真が好きなんですよねえ」。すると「ああ、わかりました。是非本人にやらせますよ」。というわけでトントン拍子に話は決まりました。
5年前、私が初めて担当した物件を撮影してくれたのがEさんでした。静岡の山奥で、「ああだこうだ」と相談しながら撮ってもらった写真は、今でも一番のお気に入りです。何しろ初めてのことだったので、正直言って出来上がってきたその写真が、良いのか悪いのかよくわかりませんでした。でも好きか嫌いかと言われたら、間違いなく好きな写真でした。その後、他の物件でいろいろなカメラマンに撮影してもらいましたが、やはりEさんの写真が一番好きでした。
今でも写真を見る目があるとは思えないので、あまり偉そうなことは言えませんが、Eさんの写真はとても「きちんとしている」という印象を受けます。見たものが見たまま伝わってくる感じです。よく「実物と全然違うじゃん!」という写真がありますよね。それはそれでカメラマンの腕なのかもしれませんが、どうもそういうのは好きになれません。これはあくまで良し悪しではなく好き嫌いの問題です。私は、正直で無理のない「きちんとしている」写真が好きです。
Eさんは私と同じ歳です。以前書いたスタイリストのFさんと同様、「どうも自分と同じ空気を持っている」と感じたひとりです。こんなことを言うとFさんやEさんに失礼かもしれませんが、でも話をしていると考え方が似ているような気がします。
「Eさんは独立とかしないんですか」「やっぱり人には向き不向きがあるからね」「はあ、なるほど」「会社員の方が向いてるような気がするんだよね」「まあ独立したからって良い写真が撮れるわけじゃないですよね」「そうなんだよね」
「最近はデジタルが出てきましたよね」「商売としてはもうデジタルをやらないとね」「でもあれって写真とは違いますよね」「そうまったく別物」「やるんですか」「やるなら極めたいよね」「はあ、なるほど」「今が過度期だと思うんで良く考えないと」
そんな話をしながら、小さな露天風呂を一生懸命撮影してくれたEさん、早朝からありがとうございました。仕上りがとても楽しみです。
あっ!今回はサッカーネタじゃないや。まあたまには「こだわり」を裏切ることもあるということで。
建築工事が終わると竣工写真というものを撮ります。なかなか思い通りのカメラマンを使ってもらえないのが現状ですが、今回はSS東京でお願いすることができました。営業の方とアングル等の打合せをしていて「ではカメラマンは」と聞かれたので、こう答えてみました。「私、Eさんの写真が好きなんですよねえ」。すると「ああ、わかりました。是非本人にやらせますよ」。というわけでトントン拍子に話は決まりました。
5年前、私が初めて担当した物件を撮影してくれたのがEさんでした。静岡の山奥で、「ああだこうだ」と相談しながら撮ってもらった写真は、今でも一番のお気に入りです。何しろ初めてのことだったので、正直言って出来上がってきたその写真が、良いのか悪いのかよくわかりませんでした。でも好きか嫌いかと言われたら、間違いなく好きな写真でした。その後、他の物件でいろいろなカメラマンに撮影してもらいましたが、やはりEさんの写真が一番好きでした。
今でも写真を見る目があるとは思えないので、あまり偉そうなことは言えませんが、Eさんの写真はとても「きちんとしている」という印象を受けます。見たものが見たまま伝わってくる感じです。よく「実物と全然違うじゃん!」という写真がありますよね。それはそれでカメラマンの腕なのかもしれませんが、どうもそういうのは好きになれません。これはあくまで良し悪しではなく好き嫌いの問題です。私は、正直で無理のない「きちんとしている」写真が好きです。
Eさんは私と同じ歳です。以前書いたスタイリストのFさんと同様、「どうも自分と同じ空気を持っている」と感じたひとりです。こんなことを言うとFさんやEさんに失礼かもしれませんが、でも話をしていると考え方が似ているような気がします。
「Eさんは独立とかしないんですか」「やっぱり人には向き不向きがあるからね」「はあ、なるほど」「会社員の方が向いてるような気がするんだよね」「まあ独立したからって良い写真が撮れるわけじゃないですよね」「そうなんだよね」
「最近はデジタルが出てきましたよね」「商売としてはもうデジタルをやらないとね」「でもあれって写真とは違いますよね」「そうまったく別物」「やるんですか」「やるなら極めたいよね」「はあ、なるほど」「今が過度期だと思うんで良く考えないと」
そんな話をしながら、小さな露天風呂を一生懸命撮影してくれたEさん、早朝からありがとうございました。仕上りがとても楽しみです。
あっ!今回はサッカーネタじゃないや。まあたまには「こだわり」を裏切ることもあるということで。