football smile

the days turn into months and years

使命と魂のリミット

2007-02-02 | book
東野圭吾

新潮社

「人間というのは、その人にしか果たせない使命というものを持っているものなんだ。誰もがそういうものを持って生まれてきてるんだ」

という本を読みました。相変わらず整形外科だの口腔外科だのに通っているので、病院モノには惹かれるのだ。どこかの書評で東野圭吾について「感心するけど感動はない」と書かれていたけど、なるほど上手いことを言う。「白夜行」がまさにそんな感じだった。私は感動より感心の方に興味があったりする。だから、あのラストシーンはすごく好き。これはもう少し感動寄りだけど、とてもよくできた物語。やはり唸った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする