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L1ベレーザvs浦和(西が丘)

2007-10-21 | nadeshiko
なでしこリーグ・ディビジョン1 第14節
2007年10月21日(日)13:00キックオフ
西が丘サッカー場
日テレ・ベレーザ 3-0 浦和レッズレディース

日曜日だというのにまたまた早起き。静岡在住S君の結婚式が来月に迫ったため、朝から余興の打合せに大宮へ向かう。今回は浜松ということで、行きの新幹線の車内が重要なリハーサルの場になりそうだ。卒業してかれこれ15年も経つのだが、あの頃とまったく変わらない仲間がいる。これはかなり幸せなことである。まあ、さすがに結婚式も9回目となると若干飽きてきたけどね。打合せが終わると、家族サービスで忙しそうな仲間達と別れてひとり西が丘へ。何とかキックオフには間に合った。

それにしても、今日の浦和は弱かった。リーグ再開後のアウェー3連戦。結果だけ見てもあまり好調とは言えないようだったが、その嫌な予想は当たっていた。リーグカップ決勝戦以来見ていなかったチームは、あの時とは随分様子が変わっていた。

ベレーザの中盤を抑えるべく、高橋、柳田を中央の底へ置いた布陣。おそらくこの2人は縦に並ぶことはなさそうだ。ということは、安藤が下がってボールを受けて、左右あるいは前線へとボールを出すことになる。しかし、ベレーザは徹底して安藤を潰しにかかる。パスを受けてもすぐに2人3人に囲まれてしまう。その前にコースを読まれて、カットされることもしばしば。こうして出し所を失った浦和は、仕方がない、前線へロングボールを入れるしかない。でも、それではベレーザは崩せない。

逆にベレーザは、実に効率よく点を取る。ダイレクトパスで相手を揺さぶって、前線へ抜け出すと、あとはもういとも簡単に大野が決めてしまう。もうねえ、シュート撃つ前にやられたことがわかってしまうのが悲しい。完全にやられました!っていう失点。

こんな時はどうすれば良いのだろう?ハーフタイムに、サブのメンバーがアップするのを間近で見ながら、ちょっと真剣に考えてみた。多分、中盤の前目に起点を増やすのが良いんじゃなか。安藤ひとりっていうのは、どう考えても今日は無理だ。後半に窪田と庭田を入れて、柳田が上がる。これでようやく反撃ムードが出てきた。その勢いで、さらにDFを減らして松田を投入。永井監督はここで完全に勝負に出た。しかし、それでも1点は遠い。

2-0から1点を返せれば、勝負はまだわからない。サッカーの逆転パターンは、このケースが多いと言われている。でも今日はここで3点目を奪われる。その瞬間、勝敗は決まったと思った。それくらい痛い失点だった。ミスは誰でもするものだし、それを責めることはできない。しかし、今日の山郷のゴールキックは、あまりにミスが多すぎた。完全に崩された挙句に自分達のミスでやられては、これはもうがっかりするしかないのである。

それでも試合後、メインスタンドのサポーターは拍手を贈った。ゴール裏のサポーターは歌を唄った。こういうのはトップチームでは見られない、レディースの試合ならではの光景である。そう、どんなにひどい負け方をしても、とにかく応援しなくちゃと思う。ただひたすら応援しようと思う。なんでだろう?そういうところは、もっともっと試合を見てみなくてはわからない。そういうことも考えながら、試合を見ていかなければならないのかもしれない。今のところわかっているのは、レッズレディースの試合を観た後は、なぜか自分も頑張らなくちゃなあ、という気持ちにさせられるということくらいか。

後半途中から出場したacoさんのプレーは、今日もバッチリ輝いてました。反撃の糸口になっていたと思います。やっぱ長袖が似合うわね。
コメント
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