football smile

the days turn into months and years

ウォルフスブルクへ

2008-01-24 | reds
長谷部誠のウォルフスブルク移籍が正式発表された。浦和でのデビューからず~っと見続けてきた選手である。そして、ことあるごとに言い続けてきた。彼はすごい選手だと。エジムンド(懐かしい)の代役から始まったそのキャリアは、山瀬功治が来ても小野伸二が復帰しても、決して留まることはなかった。

そして、とうとうこの日がやって来た。ブンデスリーガーのウォルフスブルクへの完全移籍。彼にとっては念願の海外移籍である。そりゃあ応援しなくてはならない。でも、こうして他所のクラブのホームページに出ているのを見ると、やはり寂しいものだ。

長谷部のプレーでいちばん印象に残っているのは、2004年のジュビロ磐田戦である。2-2のスコアーのまま、タイムアップは目前だった。雨の中の激闘は、選手達の気力と体力を奪っていた。このまま終わるだろうと、大概の人は思ったはずである。そんな中で1人、ドリブルを始めた長谷部は、追いすがる磐田DFを振り切ってゴールを決めてしまった。強い!気力も体力もものすごく強い。彼の魅力の全てが表現されたプレーだった。

彼の持ち味である強さは、海外でプレーをするには必用不可欠なことだ。そう考えると、絶対に海外向きの選手だと思う。この先、どんどん大きなクラブへ活躍の場を移して、さらに活躍してほしい。そして、いずれは日本代表の中盤に君臨してほしい。そうなることを願って、我々は涙を呑んで応援するのだ。

ただ、浦和レッズでプレーしたことは、絶対に忘れないでほしい。
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