鉄筋が組み上がると、今度はそれを囲むように型枠を建て込んでいきます。ここにコンクリートを流し込むわけです。相変わらず設備担当者が無理難題に頭を抱えているのを尻目に、朝から型枠大工さんの仕事を見ていました。午後から会議の司会進行。それから、屋根と外壁の色を決めました。屋根はメタリックシルバー、外壁の金属パネルはホワイトです。カラーサンプルの横にパースを並べてプレゼンしました。施主もパースのイメージが気に入ってくれているので即決でした。「図面」や「文章」では伝わりにくいことでも「絵」ならみんなにわかってもらえます。設計説明に留まる事なく、現場に入るとさらにその真価を発揮します。パースというのは、そういう重要な役割を果たしてくれるものです。だから、自分が気に入ったパースさえあれば、かなり心強い味方を得たことになります。
そういうことがわかってない人もいるようですが。
そういうことがわかってない人もいるようですが。