football smile

the days turn into months and years

帰宅難民2

2011-03-12 | life

みなさん大丈夫ですか?私は大丈夫です。

始発から東上線は動いていたし、朝7時にはJR各線も復旧の見通しということなので、7時過ぎに現場を出て大宮駅へ向かいました。ところが実際に行ってみると、京浜東北線も埼京線もまだ復旧の目処が立っていないとのこと。武蔵野線や川越線はさらにどうなるかわからないようでした。仕方ないので、浦和方面へ歩くことにしました。大原サッカー場まで何度か自転車で来たことがあったし、埼玉大経由でバスが出ていることも知っていたので、荒川を渡るにはバスしかないだろうと考えたからです。最悪、歩いてだって帰れないことはないし。

無事にバスに乗ることが出来て、北朝霞駅まで来ることができました。東上線は結構普通に動いてました。そんなこんなで3時間くらいで帰宅することができました。昨晩の会議室といい、今日のバスといい、自分は恵まれているなあと改めて感謝しました。部屋に入ると、ガラスのパスタ・ポットが落ちて割れていました。それから、TVが倒れていました。もし寝ている時だったら、足の上に落ちていたかも知れません。本棚とCDラックが20~30センチくらい動いていて、床にCDが散乱していました。その中に、なまけたろう(写真右の丸いヤツ)が埋もれていました。でも、とりあえず無事のようです。

シャワーとコーヒーのおかげで、昨晩のダメージをだいぶ払拭することができました。それでもTVに映し出される光景は、さすがにショックなものです。建物が崩壊される様を見せつけられると、とても悲しくなります。曲りなりにも建物をつくることを生業としているわけで、大切な宝物を踏みつけられるような気分です。幸い昨日の大宮のビルは、ちょうど耐震壁を補強した後だったので、構造体はバッチリ大丈夫でした。自分が関わった建物が壊されるなんて、考えただけでもゾッとします。

というわけで、寝るのは後にしてKSDへ自転車を飛ばしました。

コメント (4)
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