Jリーグ・ディビジョン1 2ndステージ 第13節
2015年10月3日(土)16:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(SKY)
浦和レッズ 1 - 1 サガン鳥栖
興梠
武藤 梅崎
宇賀神 阿部 柏木 関根
槙野 那須 森脇
西川
鳥栖のアウェー・ユニフォームが、練習着にしか見えない。まあ、そんなことはどうでも良い。ようやく3バックが揃った浦和は、今シーズンの定番といえる布陣で臨む。鳥栖は豊田がベンチスタートだが、今日の試合でやることは守備固めからのカウンターだと思われるので、こちらも定番の戦術で対抗ということになる。
定番の布陣に戻ったからといって、全てが上手く機能するわけではない。チームの状態や選手の状態は、常に変化を伴っている。序盤戦で爆発的な突破を図っていた右サイド関根は、少々疲れが出ているのか、相手に研究されているのか、一時期の勢いは感じられない。一方で、左サイドの宇賀神が気の利いたプレーを見せている。要はバランスの問題だろうけど、長い目で見るとまた興味深いものである。
ここ数試合に限らず、GK西川君のプレーはすごいことになってる。1対1をこれだけ止めることができるのか?ということにまず驚く。リーグ終盤は、優勝争いに加えて降格争いも絡んでくるので、下位チームといえども非常に戦いにくい。そういった状況の中で、確実に勝点を積み重ねるには、GKの活躍が不可欠なのだろうと思う。
前節の鹿島戦でモチベーションを上げ切ってしまったのか、少々ちぐはぐな場面が目立った。興梠が3試合連続ゴールを決めたけど、鳥栖のカウンターに見事にやられた。ポゼッションは高いのだが、浦和が圧倒するわけでもなく、まあ全体的に互角の勝負であり、引分というのは妥当な結果ではないか。宇都宮から観戦に来たアベちゃんは、ストレスが溜まったかも知れないけどね。